>素朴な疑問①:長文
投稿者: look_at_west 投稿日時: 2004/04/24 22:40 投稿番号: [131221 / 280993]
まず、最初に申し上げます。
あなたは60年前の日本帝国とその軍隊について論じていますが
今は議会民主制の日本に生まれ変わっています。
憲法にも明記されているとり、主権は国民にあって天皇ではありません。
>戦前・戦中における日本の軍部は、①の国家体制を守ることを絶対視し、③の一般市民
>の生命及び財産を守ることなど、考慮はしていなかった
そのとおりですね、国民の生命・財産を守るという優先度は国家体制及び国益の保護より
低かったのは間違いないでしょう。それは日本帝国憲法を遵守した結果でしょう。
しかし60年前の話です。権利、自由、平等、人権とは無縁の時代です。
>特に沖縄戦においては、日本の軍隊は米軍の攻勢から、一般市民たる島民の生命・財産を
>守れなかったばかりか、多くの住民を戦闘に動員して多大な犠牲者を出させ、敗色が濃く
>なると足手まといな一般市民には自決を強要し、若しくは自らが虐殺し、敗走する先々で
>先に避難していた島民から食料を奪い、若しくは自らが隠れる為に島民を壕から追い出し
>又は虐殺しました。
戦争に負けるということは悲惨なことです。
何も沖縄戦に限らず、フィンランド対ソ連の戦争においても、アヘン戦争でも、南北戦争
でも負けたほうは悲惨です。
沖縄戦の目的はただ一つ、できるだけ米軍の出血を強い、少しでも本土決戦までの時間を
稼ぎ、本土防衛を強化するための捨石です。
戦術上、妥当な作戦であったと思います。
沖縄の民間人を守るどころか、逆にたくさんの被害者を出したのはこのような作戦を立案
した軍の上層部の責任であり、作戦ミスであります。
決して沖縄で死に物狂いで戦った兵士の責任ではありません。
あのような混戦となった場合、作戦を優先するか、民間人の保護を優先するかは、今なら
大問題になるでしょうが、なにしろあの当時は日本帝国ですから。
巻き添えを食った沖縄の民間人に対し、非常にお気の毒ですとしか言いようがありません。
また、食料も水もなく援軍も来なく、負け戦がほぼ決定的となった場合、一般兵士は
絶望感から蛮行に走ることは日本軍だけの専売特許ではありません。
もちろん、許される行為だとは申しません。
繰り返しますが、このような悲惨な結末を迎えた沖縄戦を立案した本土の上層部の責任です。
これは メッセージ 128253 (takusyosi さん)への返信です.
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