南アフリカ共和国の白人達
投稿者: sesa_mikar 投稿日時: 2004/09/01 20:24 投稿番号: [1020 / 1408]
ririy_3333さん、こんにちは。
もう一つ、書きますね。
>南アフリカは水泳で金を取ってびっくりしたのですが、
>よくみたら黒色人種いなかったのですよね。
アンゴラと違って、南アフリカ共和国のヨーロッパ系の人々は人口の
2割強を占める一大勢力。
それに長いアパルトヘイト政策の影響で、バントゥー系・コイサン系
の人達は「スポーツをする」機会が少なかったから、しょうがないん
ですよ。
アパルトヘイト政策が撤廃され、全国民に平等に機会が与えられる国
になりましたから、これからオリンピックに出場できる選手も育って
くるでしょう。
>南アフリカの場合、統治者としてやってきたイギリス人たちと、農民としてやってきたオランダ人。
>で、たオランダ人が南アの白人のうちのかなりの部分を占めているそうですね。
そうですね。
もともと現地は、コイコイ族(前は「ホッテントット」と言われた)
やサン族(映画『ブッシュマン』のニカウさん)が疎らに住んでいた
場所でした。
そこに、船で来たヨーロッパ人と、リンポポ川を越えて進攻してきた
ズールー族を始めとするバントゥー系の人々が移民してきたのです。
その意味では、ヨーロッパ系の人々もバントゥー系の人々も入植者と
その子孫である訳で、他のアフリカの国とはちょっと違いますね。
現地に国を建てたオランダ系移民(ブール人)は「自分達はアフリカ
人だ」という強烈な意識を持っていて、自分達を「アフリカーナー」、
自分達の話す古いオランダ語を「アフリカーンス」と呼んで、大切に
しています。
その自分達が、多数派のバントゥー系の中に埋没するのを恐れた事が
「アパルトヘイト」の大きな理由でした。
その危機感を理解せずに、ただ「人種差別はいけない」と叫んでいた
のが日本の“進歩的な”人々。
理解した上でヨーロッパ系の人々の生存権を認め、共存への道を開く
のに成功したのがANCのネルソン・マンデラ議長。
そして、今の南アフリカ共和国があります。
相手の立場に立ってものを考える。
それが大事という事ですね。
蛇足ですが、同じヨーロッパ系の人々でもイギリス系の人はそれほど
「アフリカ人」という意識は無いそうです。
これは メッセージ 968 (ririy_3333 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/a5a2a5ua5ja5ab_1/1020.html