>>アンゴラの人
投稿者: sesa_mikar 投稿日時: 2004/09/01 20:22 投稿番号: [1019 / 1408]
ririy_3333さん、こんにちは。
>この構図ということが、よくわかりません。
>どのような構図なのでしょうか。
私の説明が舌足らずでしたね。すみません。
図解しましょう。
《独立前》
支配者:ポルトガル本国政府
↓
被支配者:ポルトガル人移民とその子孫・現地原住民族
《独立後》
支配者:ポルトガル人移民とその子孫
↓
被支配者:ポルトガル人移民とその子孫・現地原住民族
これで判るでしょうか?
東ティモールの国語が、地域共通語のインドネシア語(ムラーユ語)で
も現地ティモール人のテトゥン語でもなく、ポルトガル系の住民だけが
使うポルトガル語に決まったのは、上記の事を象徴的に示しています。
もちろんアンゴラもモサンビーケも、公用語はポルトガル語です。
西暦16世紀からの、長きにわたるポルトガルのアンゴラ支配。
その間にポルトガル本国からアンゴラに移住した人達とその子孫は、今
でも人口の3.5%を占めています。
彼らの「自分はポルトガル人だ」という意識は、今も変わりません。
だからこそポルトガル本国政府は彼らに武器を与え、内戦の勝者となる
ように誘導しようとしたのです。
政治・経済の主導権を独占し、我が世の春を謳歌する移民出身者。
ポルトガルから独立して自分達自身が運営する国になったはずなのに、
実際は国政の場から締め出された、現地原住民族に属する人々。
そりゃ「植民地時代と変わらないじゃないか!」と不満を持つのも当然
でしょう。
それがリーダーの権力欲と結びついて、内戦となります。
全国民が等しく、国政に参加する機会を与えられる。
これが民主主義ですが、アフリカではなかなか定着しないようです。
これは メッセージ 968 (ririy_3333 さん)への返信です.
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