12月には80ドル!
投稿者: nanisun_carrion 投稿日時: 2005/07/22 21:47 投稿番号: [457 / 468]
どこまで上がるか、石油価格
6月27日にニューヨーク市場で60・95ドルの史上最高値をつけた国際石油価格が12月には80ドルの契約が現実的となり、あるいは100ドルの可能性もあるという物騒な雲行きである。世界経済を揺さぶるこの不気味な石油価格、問題は勿論、供給量に対する需要量にあるわけだが、投機筋の煽りが一段と激しくなっているためである。年末は消費量がピークを迎えるだけに、もはや目前で、いささか薄気味悪い話ではあるが、フォーリャ・デ・サンパウロ紙から、その周辺をみてみよう。
ニューヨーク市場で80ドルに上がる可能性は石油輸出国機構Opepの供給力不足を巡り投機の動きが大きいためで、1月には平均77件だった12月渡し80ドルの原油取引が、現在6900件もある。12月にバレル当たり75ドルを超過する可能性は年初予想の5%から21%に上がっている。
原油高の一部の原因はイランの原子力計画で米国との間に抗争の可能性があり、その場合、中東での石油供給が問題となること、Opepの供給量が限界に達しているという見方がある。
Opepは世界の40%を生産し、現在は12月の消費ピークに備えて最大限生産しているが、需要に対する生産と精製能力困難なために、ニューヨークでは過去12か月間に石油価格は53%も上昇した。
スノー米国務長官は6月末に石油価格の高騰が世界経済の発展を阻害していると言明したし、シュローデル独外相は5月27日に投機を静め、価格引下げを進めるために世界の石油市場の透明化を訴えている。経済開発協力機構OECDは世界の今年の経済成長予想を5月に引き下げ、来年についてもエネルギーコストの上昇で同様の見方をしている。
Opep最大の輸出国であるサウジアラビアのナイミ石油相は6月14日、同国は日量150万バレル生産引上げが可能で、7月には950万バレル、サウジ全体では1100万バレルになろうと語ったが、この程度だと米国では105ドルにあがろうというゴールドマン・サックス社の首席エコノミストの言もある。国際エネルギー局AIEでは第4四半期には世界の石油需要は8640万バレルの新記録に上がろうという予想である。
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