新聞が書けない「四川大地震」の真実(2)
投稿者: usero_yaboo_hebaritsuki 投稿日時: 2008/05/23 03:18 投稿番号: [3657 / 15652]
『80時間後の「女性救出」感動場面は「ヤラセ」か』
「私は大丈夫です!」。報道陣の呼びかけに、気丈に答えるうら若き女性。投光機に照らされ、歓声を上げる中国の救援隊――。日本のテレビでも報じられた、地震発生から80時間後の「感動場面」である。しかし、この救出劇に「ヤラセ説」が浮上している。
〈そして80時間ぶりの生還――〉
中国のテレビ局が撮影したその映像は日本でも幾度か取り上げられたが、とりわけ“感動調”で紹介したのは、16日の『報道ステーション』であった。
四川省.徳陽の市街地。テレビカメラはまず、巨大な瓦礫が山積している現場を写し出す。投光機の淡い光に照らされ、救出活動に当たっているのは中国の救援隊。オレンジ色のジャンパーの背中に「CHINA救援」の文字が見える。
瓦礫に挟まれた片足が大写しにされた次の瞬間、「オー!」との歓声と、拍手が巻き起こり、
〈女性を無事救出――〉
救援隊に支えられながら、瓦礫を潜るようにして出てきたのは高校生くらいにも見える女の子。黄色のパーカーの下に白いシャツ、色褪せたジーンズという格好だ。服や顔には、特に目立つ汚れはなく、足取りもしっかりしている。
ここで場面が変わり、女性が救急車に乗っている様子が写し出される。
「気分はどう?話せる?」
報道陣から問われ、
「私は大丈夫です!」
笑みを見せながら大声で応じた女性は、乱れた前髪を整え、照れくさそうな表情を浮かべた――。
「あまりに不自然で驚きましたね」
と話すのはノンフィクションライターの森巧氏。
「80時間も経っているにも拘わらず、ジーンズがすごくキレイに見えました。普通ならば、生き埋めになっている間に排泄をしてしまい、汚れるものではないでしょうか」
地震発生から3日、72時間が経過すると、生き埋めになった被災者の生存率は10%以下まで一気に低下する――。
これは新聞各紙でも繰り返し取り上げられている、「災害救助の常識」である。その「命の期限」から、さらに8時間が経過しての救出劇。事実ならば、確かに奇跡と言えよう。が、ある災害医療の専門家はこう指摘する。
「72時間というのは目安に過ぎませんが、体が圧迫される時間が長ければ長いほど助かる確率は低くなります。救出などで圧迫から解放されても、壊死した筋細胞から毒素が急激に回り、死亡に至る“クラッシュ症候群”の危険も高まる。80時間、瓦礫に体を挟まれ埋まっていたということであれば、普通は元気に笑顔で受け答えするようなことはできません」
中国問題研究家の別宮暖朗氏も疑問を呈する。
「“80時間も生き延びた女性”を救出する場面を、なぜタイミングよく見つけてテレビカメラに収めることができたのでしょうか。あの救出シーンはヤラセの可能性がありますね」
今回の地震を巡り、中国共産党指導部は国内メディア向けに次のような“お達し”を出している。
〈人民解放軍や武装警察の部隊が苦難や犠牲を恐れず救援に当たる感動的な場面を強力に宣伝しなければならない〉
“宣伝”、か……。
(ここまでは全文転載。次からは「小見出し」と「概略記事」のみ転載。一部「要旨」を付記した)
――――
『「隠しカメラ」が暴いた「義援金」愛国運動の大ウソ』
学生ボランティアが被災地に向かい、献血がブームになり、義援金が続々と集まる――。メディアの「大宣伝」のおかげで盛り上がっている中国の愛国運動。が、携帯電話で撮影された「隠しカメラ映像」のせいで、その大ウソが暴かれてしまった。
【要旨】
▽中国国営中央テレビ(CCTV)は、「国内の団結を図り、政府への求心力を高めるための愛国運動」を仕掛ける中国政府に協力している
▽定時のニュースの冒頭には必ずといっていいほど「胡錦濤が被災地を元気づけるシーン」を流し、「被災地に入って救出活動を続ける人民解放軍の様子など」を繰り返し伝えている
▽「北京や上海の学生ボランティアが被災地に向かう映像」や、「義援金が集められる様子」も幾度となく報じられている
▽こうした中、『恵州のある中学校で起こったニセ地震救援募金の真実の映像』と題する記事が17日、あるサイトに掲載された
▽この記事には、中学校で行われた救援募金の様子をテレビ局が来て撮影するところを、携帯電話のカメラで上から「隠しカメラ的」に捉えた映像が暴露されている
▽寄付現場を捉えた映像から、募金する人に使い回しの紙幣を渡すなど、明らかな“ヤラセ”であることがわかる
「私は大丈夫です!」。報道陣の呼びかけに、気丈に答えるうら若き女性。投光機に照らされ、歓声を上げる中国の救援隊――。日本のテレビでも報じられた、地震発生から80時間後の「感動場面」である。しかし、この救出劇に「ヤラセ説」が浮上している。
〈そして80時間ぶりの生還――〉
中国のテレビ局が撮影したその映像は日本でも幾度か取り上げられたが、とりわけ“感動調”で紹介したのは、16日の『報道ステーション』であった。
四川省.徳陽の市街地。テレビカメラはまず、巨大な瓦礫が山積している現場を写し出す。投光機の淡い光に照らされ、救出活動に当たっているのは中国の救援隊。オレンジ色のジャンパーの背中に「CHINA救援」の文字が見える。
瓦礫に挟まれた片足が大写しにされた次の瞬間、「オー!」との歓声と、拍手が巻き起こり、
〈女性を無事救出――〉
救援隊に支えられながら、瓦礫を潜るようにして出てきたのは高校生くらいにも見える女の子。黄色のパーカーの下に白いシャツ、色褪せたジーンズという格好だ。服や顔には、特に目立つ汚れはなく、足取りもしっかりしている。
ここで場面が変わり、女性が救急車に乗っている様子が写し出される。
「気分はどう?話せる?」
報道陣から問われ、
「私は大丈夫です!」
笑みを見せながら大声で応じた女性は、乱れた前髪を整え、照れくさそうな表情を浮かべた――。
「あまりに不自然で驚きましたね」
と話すのはノンフィクションライターの森巧氏。
「80時間も経っているにも拘わらず、ジーンズがすごくキレイに見えました。普通ならば、生き埋めになっている間に排泄をしてしまい、汚れるものではないでしょうか」
地震発生から3日、72時間が経過すると、生き埋めになった被災者の生存率は10%以下まで一気に低下する――。
これは新聞各紙でも繰り返し取り上げられている、「災害救助の常識」である。その「命の期限」から、さらに8時間が経過しての救出劇。事実ならば、確かに奇跡と言えよう。が、ある災害医療の専門家はこう指摘する。
「72時間というのは目安に過ぎませんが、体が圧迫される時間が長ければ長いほど助かる確率は低くなります。救出などで圧迫から解放されても、壊死した筋細胞から毒素が急激に回り、死亡に至る“クラッシュ症候群”の危険も高まる。80時間、瓦礫に体を挟まれ埋まっていたということであれば、普通は元気に笑顔で受け答えするようなことはできません」
中国問題研究家の別宮暖朗氏も疑問を呈する。
「“80時間も生き延びた女性”を救出する場面を、なぜタイミングよく見つけてテレビカメラに収めることができたのでしょうか。あの救出シーンはヤラセの可能性がありますね」
今回の地震を巡り、中国共産党指導部は国内メディア向けに次のような“お達し”を出している。
〈人民解放軍や武装警察の部隊が苦難や犠牲を恐れず救援に当たる感動的な場面を強力に宣伝しなければならない〉
“宣伝”、か……。
(ここまでは全文転載。次からは「小見出し」と「概略記事」のみ転載。一部「要旨」を付記した)
――――
『「隠しカメラ」が暴いた「義援金」愛国運動の大ウソ』
学生ボランティアが被災地に向かい、献血がブームになり、義援金が続々と集まる――。メディアの「大宣伝」のおかげで盛り上がっている中国の愛国運動。が、携帯電話で撮影された「隠しカメラ映像」のせいで、その大ウソが暴かれてしまった。
【要旨】
▽中国国営中央テレビ(CCTV)は、「国内の団結を図り、政府への求心力を高めるための愛国運動」を仕掛ける中国政府に協力している
▽定時のニュースの冒頭には必ずといっていいほど「胡錦濤が被災地を元気づけるシーン」を流し、「被災地に入って救出活動を続ける人民解放軍の様子など」を繰り返し伝えている
▽「北京や上海の学生ボランティアが被災地に向かう映像」や、「義援金が集められる様子」も幾度となく報じられている
▽こうした中、『恵州のある中学校で起こったニセ地震救援募金の真実の映像』と題する記事が17日、あるサイトに掲載された
▽この記事には、中学校で行われた救援募金の様子をテレビ局が来て撮影するところを、携帯電話のカメラで上から「隠しカメラ的」に捉えた映像が暴露されている
▽寄付現場を捉えた映像から、募金する人に使い回しの紙幣を渡すなど、明らかな“ヤラセ”であることがわかる
これは メッセージ 3656 (usero_yaboo_hebaritsuki さん)への返信です.
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