>鴎外雑感
投稿者: dod2un 投稿日時: 2004/08/31 12:37 投稿番号: [9515 / 66577]
私の知り合いに、ロンドン大学のOriental Studiesの日本学専攻の先生がいます。この人は、戦時中、軍からの指定で日本語を始めたといっていました。彼は、始め、日本がどこにあるのか知らなかったといっていました。せめてトルコ語くらいなら、国の場所くらいは分かったのに、と。
きっかけは様々ですが、何を専攻しても最終的に行き着くものは一緒です。
日本は単なる研究・調査の対象、素材でしょう。アメリカでもイギリスでも研究対象であることに代わりはありません。
本質的には、研究の方法論であり、その方法論が正しいかどうかのような気がしています。
鴎外はドイツ留学時に現地で、ナウマンに論争を仕掛けています。これは日本では有名ですが、現地で、そして今日的には、全く意味のない論争でした。
外国へ行くと、皆、国を背負ってしまい、疲れてしまうようです。とりわけ、鴎外は、優秀であることを自負していたため、よりいっそう、ナウマンの日本に対する評価が、自分に対する評価であるかのように感じたのではないか、と思っています。
とにかく、日本は、調査対象、と割り切ることで、何にでも興味がもてるようになるでしょうし、貴重な観察対象になる筈です。
頑張って下さい。
これは メッセージ 9512 (wangjunhe720 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019566/cf9q_1/9515.html