Re: 国際感覚がないのは日本人だけじゃない
投稿者: isamu309 投稿日時: 2008/02/13 17:09 投稿番号: [64914 / 66577]
違いませんよ、外交とは『人』だと申し上げた筈です。
国際感覚や外交感覚とは何に備わるものでしょうか?国ですか?違いますよね、人ですよね?
外交に必要な能力とは、他国の文化や習慣、ものの考え方を知悉した上で、それぞれの国に応じた思考法に沿って相手と自国の利害を客観的に判断し、時に利用する能力でしょう。
残念ながら、日本人は上記の能力に長けてるとは言えない民族じゃないでしょう。それは民族としての優劣では無く、歴史的、地政学的経緯から長い時間の果てに退化してしまった、と言うべきでしょう。
もちろん外交官には殊更高い国際感覚が要求されますが、それが決して高く無いことは日本の外務省の事跡を見れば明らかでしょう。瑣末な例としては、国連に世界一の拠出金をだしながら常任理事国の椅子ひとつ取れない。自前の海外油田開発計画は悉く頓挫し、中国やアメリカのメジャーに次々に持っていかれる。
一応、外務省とは日本で最も国際感覚に長けた人材が揃っている筈じゃないのですか?しかも有り余る程の資金を擁し、提供できる技術や人的資源と言うカードが揃っていた。ところがこのざまですよ。イラン石化プロジェクトなどは不幸だったとは思いますが、それを割り引いても害務省と言われても仕方がないですね。
私が言いたいのは、日本人と言う民族を過大に評価するべきではない、と言うことです。日本人の民族的特性や能力を客観的に評価し、何が長所で何が短所なのかを日本人自身は謙虚に見つめるべきだと思うのです。
日本人を過大に評価をすることは、さっそう多民族の蔑視に繋がっていきかねません。(貴殿がそうだとは言いませんが、軽薄なネットウヨの増加には危惧を感じずにはいられません。)これこそ国際感覚の欠如というものではないでしょうか?
自国の歴史、文化や伝統に誇りを持つことはとても大切なことです。しかしそれが極端な自我として膨らむことは、再び70年前の同じ愚を繰り返すことになりかねませんし、決して看過できるものではありません。
これは メッセージ 64909 (tokagenoheso さん)への返信です.
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