Re: 新華僑(iisamuさんへ)
投稿者: isamu309 投稿日時: 2007/11/26 19:51 投稿番号: [63690 / 66577]
多少、話はずれますが無響室というのをご存知でしょうか。
音源の絶対量を測るために一切の反射音を吸収してしまう構造に作られた部屋のことです。もちろん外界からの音も一切遮断されますので、じっとしていれば完璧な静寂が訪れます。
ところが人間の感覚とは不思議なもので、完璧な無音の世界と言うのは言いようの無い圧迫感をもたらし、且つかすかな耳鳴りや幻聴などを感じ、静寂とは程遠い世界なのです。
人の静寂を感じる感覚と言うのは、ある種の音の存在がむしろ必要な気がします。
中世以前の日本人が幻聴を感じたのだとしたら、季節、時期に依っては人の声、虫の音すらも稀なほど静寂に包まれた世界だったのかも知れません。
または、彼の心の中には実際に聞こえていたのかもしれませんね。まぁ今となっては読み手の真意を図ることは不可能ですが。
まぁひとつ言える事は、私は現代人ですが、未だに虫の音、林を抜ける風の音、川のせせらぎ、鳥のさえずりの中に、季節の移ろいや自分の心の動きを感じることがとても好きだ、と言うことで、そしてそれを守りたい貴重なものだと思っていることです。
これは メッセージ 63689 (cobapics0506z さん)への返信です.
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