Re: 罵倒雑感:無知蒙昧のやからが
投稿者: isamu309 投稿日時: 2007/07/31 13:49 投稿番号: [62811 / 66577]
一点宜しいでしょうか。
日本の罵倒の用例として下記を用いられておりますが、出典そのものにも記載されているように、これは批判であって罵倒ではありません。
私にもただの批判としか思えません。
>平田篤胤:「出定笑語」
通俗・卑俗な批判・罵倒・嘲笑に終始しているとされる。
例えば真宗及び法華宗批判として「伊勢の大御神を祭り奉らず、また余神
をも奉らず」など。<
瑣末なことのようですが、罵倒と批判は一見似て非なるものです。罵倒とは、自己の主張を押し通すために、不当に他者の出自や生活を基にその品性を貶めたり、当事者では無くその親族を辱めたり、恫喝したりする言動を指すと理解しています。
蛇足ですが、もし映画での描写が事実ならアメリカの軍隊での訓練時の教官の言動は罵倒の典型と言って良いものです。(日本では、正確に翻訳されませんでした。)
もし貴兄が、貴兄の提出した出典を基に日本にも他者を罵倒する言葉が数多くあった、とするなら残念ながら肯首致しかねます。
封建時代は、もちろん身分制度があった時代ですから、上位の身分の人間が下位の身分の人間に罵倒中傷を行わなかったか?と言われれば、まぁあっただろうとは思いますが、これすらも時として紛争の種になり、仮に上位者であっても自らの誹謗中傷が基で刃傷沙汰に及べば厳しい処罰が待っていました。
従って、確かに江戸時代も幕末まで日本の文化人にも口の悪い人間は多かったのも事実ですが、学者間の論争ではお互い多くの批判をぶつけ合っても、一線を越えるような罵倒中傷の類では少なかったと理解しています。
余談ですが、この一線の定義は難しいものだと思います。時代時代に依って変わって行くものではないでしょうか?そう言った面からも罵倒中傷の定義や範囲を歴史に求めることは、適切では無いと思う次第です。
これは メッセージ 62802 (cobapics0506z さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019566/cf9q_1/62811.html