Re: ロシアに獲られた清の領土
投稿者: termination36 投稿日時: 2006/12/19 23:30 投稿番号: [61921 / 66577]
この話の元ネタを提供したものとして、少し補足させてください。
中共にとって、外満州(ロシアの沿海州、アムール河北岸)は、「中華の地」ではなく万里の長城以北の「化外の地」であり、ある意味どうでも良いという意識があると思います。ご存知の通り満州は「清」王朝を樹立した満州族の故地であり、「清」王朝の時代にはかけがえの無い土地であったため、康熙帝は進出してきたロシアを迎え撃って、ネルチンスク条約で外満州を確保しました。
一方の中共は、中華民族とか五族協和とか言って「清」王朝の領域を継承しようとしていますが、本質は300年ぶりに漢民族が復興した王朝であり、中華思想に基づく他民族への蔑視と抑圧があると思います。満州は満州族の土地ですが、次のような代償を得るために、漢民族とは関係の薄い土地を少しばかりロシアに切り売りしたといったところだと思います。
・ 南方(台湾、アメリカ、そして日本)に備えるため、北辺を安定させる
・ ロシア製の武器を購入し、その軍事技術を習得する(ロシアも馬鹿ではなく、長い国境線で対峙する潜在的な敵国には、先端技術ではなく少し時代遅れの技術しか供与しないでしょうが)
中ソ対立華やかりし時代には、中共は反ソ教育の一環として外満州をロシアに奪われたと盛んに反ソ教育をしていたようですが、いまの中共は、専制政治と言論の圧殺という特徴を遺憾なく発揮して、これらの事実を隠蔽し、民衆には何も情報を与えていないと思います。この掲示板のお目出度い中共人も、外満州のことは知らずに、ロシアを心優しき友人と思い込んでいたようです。
これは メッセージ 61912 (ShakiraMebarak44 さん)への返信です.
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