紹興に到着した夜・・続き
投稿者: nihao_aq_jp 投稿日時: 2006/12/04 00:47 投稿番号: [61664 / 66577]
店(咸亨酒店)で呑んでいる時から気がついていた。
その三輪タクシーは、店の前でもう30分以上も前から客を待っていた。
私が酩酊してフラフラと店を出たら、果たして、運ちゃんが私に寄ってきた。
5星のホテルを言うのを憚り、「汽車西站(バスの西ターミナル)までいくら?」と訊いたら「20元(300円)」だとのこと。
多分、2倍ぐらいに言っているから、本当はそこから15元ぐらいに値切るべきところ、夜も遅いし、雨も降りそうだし、「まっ、いいか」と思って車に乗った。三輪(自転車)タクシーは私を乗せてキーッコ・キコと夜の通りを走り始めた。
運ちゃんが言い続ける。「遊びに行くなら、キレイなオネーチャンのいる店、いっぱい知ってるよ。値段は・・。いいよ、ホントに・・」
私は答える。「な〜にを言うの。一人旅なんだよ。何で? おね〜ちゃんから逃れて、やっと自由になれたんだよ。行くなら、オネーチャンの居ないところを探したいぐらいだ。第一、考えてもご覧。オネーチャンと一緒なら、あんたの、この三輪タクシーにだって乗れないだろうよ。オネーチャンと一緒なら、多分、タクシーを貸切だ。」
運ちゃん、納得したのか、それ以上は言わなくなった。
「ホテルへ・・」とは言ってないのに、運ちゃんはホテルに入ってゆく。
おおっ、5星のホテルの、豪壮なキンキラキンの正面玄関の車寄せに三輪タクシーが横づけか・・と思いきや、運ちゃん、流石に臆(おく)して、その手前でストップ。
運賃の20元に加えて5元(70円)のチップを右手で渡そうとしたら、その時、運ちゃんの視線はジーッと私の左手を見つめているではないか。私の左手にあるのは10元(150円)の紙幣。
運ちゃん・・「あの〜、できれば、そっち(10元)の方がいいんですけど・・」
いやはや、素朴で何とも正直な表情。
私、一瞬(1秒ぐらい)考え、そして思わず笑ってしまった。
なるほど、5星ホテルに宿泊するお客が、5元(70円)、10元のチップをケチってはみっともない。ここは、運ちゃんの言うのがもっともだ。
「は〜お、好、ハオ、はお、・・ボク、酔ってるから、どれが10元、どれが5元? 分からない。 好きなの、取って」と言って10元を渡したのだった。
彼はさっと車を跳び下り、酩酊の私がよろよろ車を降りる時、一瞬つまずいて、よろめいたところ、すかさず私の腕を支えてくれたのだった。
ホテルの正面玄関のところで、私も笑い、彼も笑い、私も彼も手を振って分かれた。あははっ・・面白かった。
その三輪タクシーは、店の前でもう30分以上も前から客を待っていた。
私が酩酊してフラフラと店を出たら、果たして、運ちゃんが私に寄ってきた。
5星のホテルを言うのを憚り、「汽車西站(バスの西ターミナル)までいくら?」と訊いたら「20元(300円)」だとのこと。
多分、2倍ぐらいに言っているから、本当はそこから15元ぐらいに値切るべきところ、夜も遅いし、雨も降りそうだし、「まっ、いいか」と思って車に乗った。三輪(自転車)タクシーは私を乗せてキーッコ・キコと夜の通りを走り始めた。
運ちゃんが言い続ける。「遊びに行くなら、キレイなオネーチャンのいる店、いっぱい知ってるよ。値段は・・。いいよ、ホントに・・」
私は答える。「な〜にを言うの。一人旅なんだよ。何で? おね〜ちゃんから逃れて、やっと自由になれたんだよ。行くなら、オネーチャンの居ないところを探したいぐらいだ。第一、考えてもご覧。オネーチャンと一緒なら、あんたの、この三輪タクシーにだって乗れないだろうよ。オネーチャンと一緒なら、多分、タクシーを貸切だ。」
運ちゃん、納得したのか、それ以上は言わなくなった。
「ホテルへ・・」とは言ってないのに、運ちゃんはホテルに入ってゆく。
おおっ、5星のホテルの、豪壮なキンキラキンの正面玄関の車寄せに三輪タクシーが横づけか・・と思いきや、運ちゃん、流石に臆(おく)して、その手前でストップ。
運賃の20元に加えて5元(70円)のチップを右手で渡そうとしたら、その時、運ちゃんの視線はジーッと私の左手を見つめているではないか。私の左手にあるのは10元(150円)の紙幣。
運ちゃん・・「あの〜、できれば、そっち(10元)の方がいいんですけど・・」
いやはや、素朴で何とも正直な表情。
私、一瞬(1秒ぐらい)考え、そして思わず笑ってしまった。
なるほど、5星ホテルに宿泊するお客が、5元(70円)、10元のチップをケチってはみっともない。ここは、運ちゃんの言うのがもっともだ。
「は〜お、好、ハオ、はお、・・ボク、酔ってるから、どれが10元、どれが5元? 分からない。 好きなの、取って」と言って10元を渡したのだった。
彼はさっと車を跳び下り、酩酊の私がよろよろ車を降りる時、一瞬つまずいて、よろめいたところ、すかさず私の腕を支えてくれたのだった。
ホテルの正面玄関のところで、私も笑い、彼も笑い、私も彼も手を振って分かれた。あははっ・・面白かった。
これは メッセージ 61663 (nihao_aq_jp さん)への返信です.
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