紹興に到着した夜
投稿者: nihao_aq_jp 投稿日時: 2006/12/03 14:36 投稿番号: [61663 / 66577]
紹興に到着した時刻はすでに夕刻。
夜、さ〜て、どこへ出かけようか?・・と思案したが、それは、やっぱり案の定(じょう)、お決まりのようなもので「咸亨酒店」へ行ってみた。
ここは中国の居酒屋と云うようなお店。魯迅先生や阿Qの時代から続いていて有名なんだけれど、私が立ち寄った時、お店の外も奥も閑散としていた。
小菜(つまみの料理)を2皿、それに茶碗大の碗になみなみの紹興酒。
それを通りに面した小さなテーブルに置いて、うっしっし、チビリチビリと呑みはじめる。
団体のお金持ちさんは奥の個室で豪勢にやっている。
私の傍らでは、垢にまみれた落剥のGさん(日本のホームレス風体)が、金属製の飯盒のようなものに入れて持参した、何かピーナッツのようなものをポリポリかじりながら、暇そうに呑んでいる。
この店の常連客であるらしく、その隣のテーブルの客、或いはお店のおばちゃんたちと大きな声で喋って笑って、ご機嫌の様子。
その隣のテーブルの客と云うのは贅沢な野郎で、とても一人では食いきれないだろうと思えるほどの料理をテーブルの上に並べて呑んでいる。
ホームレスGさんと、そんなに話がはずむのなら、自分のテーブルにGさんを呼んで、その料理を食わせてやれよ・・と思うんだが、贅沢野郎は何故かそうしないのだな・・?
俺の料理は俺のもの、お前のピーナッツはお前のもの・・ってか・・。
私にとって記念すべきことは、本場の紹興で本物の「紹興酒」を呑んだということ。本物の紹興酒の味は、自分でもオオッと驚くぐらい違っていた。
お碗の酒は少し温めてあり、口に含むと甘い。鼻や喉の奥にツーンとくるようなアルコールの刺激がなく、1碗を思わず一気に呑んでしまいそう。
私も中国との付き合いは長くて、かれこれ、ウン十年にもなろうか。
台湾などでは、そのつど紹興酒をガブガブ飲んだ。正確に言うなら、紹興酒らしきものを・・だ。
あちら台湾のお友達と呑む場合なら「乾杯、カンペ〜イ」で、ガブガブ一気飲みして杯底を見せ合うのが普通なんだろうが、本場の「咸亨酒店」ではちょっと違っていた。
Gさんも贅沢野郎も、舐めるようにチビリチビリと呑んでいた。碗の縁(ふち)を指でヒョイとつまみ、その親指は酒の中にどっぷり。
Gさんは、その指をペロリッと舌で舐める。
贅沢野郎は、料理の大半をテーブルの上に残したまま、そそくさと立ち去ったが、この私は・・。
悲しいかな、日本人の習性に縛られ、料理のモヤシの1本、ご飯粒1つ、酒の1滴も残すことなく(・・如何にも貧乏でケチ臭く)、全てをキレイに平らげて、フラフラ酩酊して店を出たのでありました。
夜、さ〜て、どこへ出かけようか?・・と思案したが、それは、やっぱり案の定(じょう)、お決まりのようなもので「咸亨酒店」へ行ってみた。
ここは中国の居酒屋と云うようなお店。魯迅先生や阿Qの時代から続いていて有名なんだけれど、私が立ち寄った時、お店の外も奥も閑散としていた。
小菜(つまみの料理)を2皿、それに茶碗大の碗になみなみの紹興酒。
それを通りに面した小さなテーブルに置いて、うっしっし、チビリチビリと呑みはじめる。
団体のお金持ちさんは奥の個室で豪勢にやっている。
私の傍らでは、垢にまみれた落剥のGさん(日本のホームレス風体)が、金属製の飯盒のようなものに入れて持参した、何かピーナッツのようなものをポリポリかじりながら、暇そうに呑んでいる。
この店の常連客であるらしく、その隣のテーブルの客、或いはお店のおばちゃんたちと大きな声で喋って笑って、ご機嫌の様子。
その隣のテーブルの客と云うのは贅沢な野郎で、とても一人では食いきれないだろうと思えるほどの料理をテーブルの上に並べて呑んでいる。
ホームレスGさんと、そんなに話がはずむのなら、自分のテーブルにGさんを呼んで、その料理を食わせてやれよ・・と思うんだが、贅沢野郎は何故かそうしないのだな・・?
俺の料理は俺のもの、お前のピーナッツはお前のもの・・ってか・・。
私にとって記念すべきことは、本場の紹興で本物の「紹興酒」を呑んだということ。本物の紹興酒の味は、自分でもオオッと驚くぐらい違っていた。
お碗の酒は少し温めてあり、口に含むと甘い。鼻や喉の奥にツーンとくるようなアルコールの刺激がなく、1碗を思わず一気に呑んでしまいそう。
私も中国との付き合いは長くて、かれこれ、ウン十年にもなろうか。
台湾などでは、そのつど紹興酒をガブガブ飲んだ。正確に言うなら、紹興酒らしきものを・・だ。
あちら台湾のお友達と呑む場合なら「乾杯、カンペ〜イ」で、ガブガブ一気飲みして杯底を見せ合うのが普通なんだろうが、本場の「咸亨酒店」ではちょっと違っていた。
Gさんも贅沢野郎も、舐めるようにチビリチビリと呑んでいた。碗の縁(ふち)を指でヒョイとつまみ、その親指は酒の中にどっぷり。
Gさんは、その指をペロリッと舌で舐める。
贅沢野郎は、料理の大半をテーブルの上に残したまま、そそくさと立ち去ったが、この私は・・。
悲しいかな、日本人の習性に縛られ、料理のモヤシの1本、ご飯粒1つ、酒の1滴も残すことなく(・・如何にも貧乏でケチ臭く)、全てをキレイに平らげて、フラフラ酩酊して店を出たのでありました。
これは メッセージ 61659 (nihao_aq_jp さん)への返信です.
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