中国

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Re: 崩壊の定義 2

投稿者: tokagenoheso 投稿日時: 2006/01/13 00:46 投稿番号: [49968 / 66577]
民族とは、同じ固有の価値観文化を共有する集団であり、自らその所属を自覚している者の集団と言える。日本文化に長期間なじみ、日本民族に属すると自覚するに至るならば、元々が他民族出身であっても日本民族と考えられる。

クルド民族は独自の国土を持たず、また独自の権力を持たない。従ってクルド国家は存在しない。ロマや建国以前のユダヤにも同様のことが当てはまる。彼等は民族であり、国民ではない。

権力が消失する場合は多々ある。戦争により権力が消失することは現代でもあり得ることで、国家の三要素がそろわず、国家として存在しない。したがって、土地は残るが国土ではない。人間も残るが国民ではない。

権力が消失することで国家が崩壊した場合、その時点で国土としての土地、国民としての人間は存在しなくなる。

権力が存在しているかどうかは、

1)その権力が国民を統治しているかいないかによる。国家として承認されている共同体の中には、国土の一部を反政府組織などに占領され統治が国民全体に及んでいないばあい、真の意味で国家権力とは言い難い。

2)法整備の未熟や交通通信網などのインフラの未熟により、地方を統治しきれない権力は、国家権力としては不完全だとしか言えない。

3)国民が政府に統治されることを嫌い、海外に逃亡する状態が甚だ多い場合、権力はその能力を失っている。

4)排他的に国民を統治する能力を失い、経済的あるいは軍事的に他国に依存している場合、国家権力とは認めがたい。

以上、1ー4に当てはまる場合、国家権力は存在しているとは言えず、国家はすでに崩壊しているともいえる。ただし、それを判断する立場により1−4が当てはまるかどうかは変わるので、一般的な崩壊とは言い難い。

国家が崩壊する原因としては

完全な経済的破綻
戦争
内戦
クーデターなどによる権力の空白
分裂
大規模災害などにより、国家を維持出来ない状態になる

等が考えられ、実際に起きてみなければどの時点で国家として認められないのかは明らかにはならない。結局、大多数の人間、および外国が国家として認めがたいと判断した場合、崩壊したと考えて良いだろう。ただし、どんな状況でも崩壊したとは思わない少数の人間はいつもいるだろうし、また国際法でどうであろうと、国の力関係で崩壊と認めないケースもあり得る。

イランやイラクは、自力では政権を維持出来ていないから国家の三要素を欠いており、国家としては崩壊したままだが、国際的には国家として認められている。このような例があることも考える必要がある。

何らかの原因で国家が崩壊、消失した瞬間、国家の構成員である国民は存在しなくなる。むろん、物理的に人間は存在し続けるが、国民としての身分は失うという意味だ。逆に、国家が消滅しても、国民は存在するという根拠を知りたいものだ。

民族が消滅することはあり得ないから、例え中国という国家が消滅し中国国民という身分を持つ人間達が存在しなくなったとしても、中国人という民族は残る。

正確には、中国人の90%以上は漢民族であり、あとはチベット民族、ウイグル民族、蒙古民族、朝鮮民族などなど60近い民族からなっている。中国人という民族は存在しない。
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