万里の長城が遺したもの
投稿者: scavenger_131 投稿日時: 2006/01/12 21:32 投稿番号: [49961 / 66577]
延々と連なる人工遺物をなんと見るか。
お上りさんらしい夫婦連れ曰く、中国人ならみんな一度は見たがると。
一方、建造に費やした煉瓦は膨大な数になるらしい。
それで合点、中国の歴代王朝が万里の長城を建造し続けたお陰で、煉瓦を焼く燃料のために中国の森林は見事に伐採しつくされたんだなと。
そのあげく、周辺からの中国への侵入が防げたかというと、なんの役にも立たなかった。
歴史を見れば明らかなように、万里の長城の外からやってきた連中に入り込まれて中国には異民族の国家が次々に打ち建てられた。
尤も、その都度、万里の長城の内側に異民族を手引きするものが現れたことも事実。
幾ら鉄壁に固めたつもりでも、結局は民衆の圧力には抗しきれないということだろう。
万里の長城まがいのものは世界各地に見られるが、ここまで徹底したものは中国以外にはない。
ということは、これを中国人に特有の考え方の典型例と言っていいのかもしれない。
現代の中国にも、万里の長城に似通った現象はないだろうか?
先日、「日本も中国に倣ってマスコミを取り締まれ」と中国外務省の崔天凱アジア局長が言ったとか。
これも今流の万里の長城じゃないかな。
いずれ壁は、自分のお膝元から崩れだす、そんな予感がするのだが…
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