Re: 中国側の問題 4
投稿者: tokagenoheso 投稿日時: 2005/11/27 02:22 投稿番号: [47140 / 66577]
今先進国と称されている国家群の共通のあり方は人命尊重が基本にある。命とは本人の物であり、本人がそれをどう扱うかには各論あるだろうが、他者の命を尊重出来ない社会が先進社会であるとはとうてい言えない。政府の存続のために人民の命を消耗することをいとわない政府、そしてそれを実行してきた政府がその思想を国外にも当てはめるのは当たり前であり、一線を画すのは当たり前であろう。
見かけでは中国は工業化しているが、中身はまったく未開のままだというのはこの故である。
共産主義が考えられたのも社会主義が試みられているのも突き詰めてみればいかに人間がより良く生きるかが命題だからだ。しかし、中国に於いては人命も尊重される事はなかった。(中国だけではないが)。これは中国人の価値観の基本に染みついている物であり、仮に中国が民主化をしても中国人の価値観や感覚が変わらない限り、中国自体が大きく変わりはしない。民主主義とは単なる政治の技術ではなく、人々の意識に根ざした物だからだ。ロシアの例を見ても分かるが、独裁体制から民主体制に移るためには世代交代を幾つか過ぎなければならず、今の民主国家も全てそうだったのだ。
資本主義と民主主義は本来全く違うカテゴリーに属する物だが、必然的に重なると言っていい。中国は本来多大の犠牲を払って時間をかけて学ばなければならない資本主義を、それまでの体制がまずいからと言う理由で取り入れた。しかし、実際に資本主義の信頼に基づくという精神を取り入れていないために拝金主義に陥ってしまった。実際、中国には資本主義で社会を経営する事の出来る人材がいない。
従って、中国で資本主義が成功する兆しは今の所無い。健全な新主義が根付かない限り本当の民主主義は根付かず、中国に真の国民が主である民主主義は根付かない。仮にうまく行っても2,3世代はかかるだろう。
3)中国の文化
中国によらず文化とはその土地の風土、気候、周りとの関係を土台にそこに住む人々が長い年月をかけてはぐくむ物だ。とうぜん、その土地にどれだけの人間がどれだけ長く生きているかで文化の完成度も変わるだろう。その意味で、古くから中国が世界第四文明の一つとして咲き誇った事は当然と言っていいだろう。ただ、生物とおなじ事が言えるが文化が余り早く完成してしまうと、袋小路に入り込み形骸化して行く傾向がある。世界4大文明が例外なくその状態に陥っている事からもそれははっきりしている。むしろ、後発組の文明の方が先発文明の欠点も目の当たりにしているため、長所だけを取り入れ、また自分たちに適した形に改良し更に自らの文明を形作って行くため、急速に先発文明を追い越す傾向がある。
いまアメリカ文明がヨーロッパを凌駕しつつあり、また日本の文明が中国を凌駕しているのはそれなりの理由がある。もちろん、文明の完成度や優劣は非常に主観的な物であり、一概に比べられないのだが、それでも客観的なインデックスからどちらの完成度が高いかは客観的に判断出来る。
文明とは詰まるところ人間がいかに幸福に生きて行けるかを追求する過程で発展して行く。人間の幸福度も主観的な判断による物ではあると言え、周りに敵がいなく、他人でも信頼出来、安心して暮らせる社会に住んでいる人間が幸福である事については異論はないだろう。だからこそ、先進諸国はそれを目指している。
ー まだ続く ー
見かけでは中国は工業化しているが、中身はまったく未開のままだというのはこの故である。
共産主義が考えられたのも社会主義が試みられているのも突き詰めてみればいかに人間がより良く生きるかが命題だからだ。しかし、中国に於いては人命も尊重される事はなかった。(中国だけではないが)。これは中国人の価値観の基本に染みついている物であり、仮に中国が民主化をしても中国人の価値観や感覚が変わらない限り、中国自体が大きく変わりはしない。民主主義とは単なる政治の技術ではなく、人々の意識に根ざした物だからだ。ロシアの例を見ても分かるが、独裁体制から民主体制に移るためには世代交代を幾つか過ぎなければならず、今の民主国家も全てそうだったのだ。
資本主義と民主主義は本来全く違うカテゴリーに属する物だが、必然的に重なると言っていい。中国は本来多大の犠牲を払って時間をかけて学ばなければならない資本主義を、それまでの体制がまずいからと言う理由で取り入れた。しかし、実際に資本主義の信頼に基づくという精神を取り入れていないために拝金主義に陥ってしまった。実際、中国には資本主義で社会を経営する事の出来る人材がいない。
従って、中国で資本主義が成功する兆しは今の所無い。健全な新主義が根付かない限り本当の民主主義は根付かず、中国に真の国民が主である民主主義は根付かない。仮にうまく行っても2,3世代はかかるだろう。
3)中国の文化
中国によらず文化とはその土地の風土、気候、周りとの関係を土台にそこに住む人々が長い年月をかけてはぐくむ物だ。とうぜん、その土地にどれだけの人間がどれだけ長く生きているかで文化の完成度も変わるだろう。その意味で、古くから中国が世界第四文明の一つとして咲き誇った事は当然と言っていいだろう。ただ、生物とおなじ事が言えるが文化が余り早く完成してしまうと、袋小路に入り込み形骸化して行く傾向がある。世界4大文明が例外なくその状態に陥っている事からもそれははっきりしている。むしろ、後発組の文明の方が先発文明の欠点も目の当たりにしているため、長所だけを取り入れ、また自分たちに適した形に改良し更に自らの文明を形作って行くため、急速に先発文明を追い越す傾向がある。
いまアメリカ文明がヨーロッパを凌駕しつつあり、また日本の文明が中国を凌駕しているのはそれなりの理由がある。もちろん、文明の完成度や優劣は非常に主観的な物であり、一概に比べられないのだが、それでも客観的なインデックスからどちらの完成度が高いかは客観的に判断出来る。
文明とは詰まるところ人間がいかに幸福に生きて行けるかを追求する過程で発展して行く。人間の幸福度も主観的な判断による物ではあると言え、周りに敵がいなく、他人でも信頼出来、安心して暮らせる社会に住んでいる人間が幸福である事については異論はないだろう。だからこそ、先進諸国はそれを目指している。
ー まだ続く ー
これは メッセージ 47139 (tokagenoheso さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019566/cf9q_1/47140.html