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いよいよ、来るものが来た

投稿者: Mishi_Mishi_01 投稿日時: 2005/11/07 05:15 投稿番号: [46317 / 66577]
  って感じじゃないですかね。

感染地域を全面封鎖=鳥インフルエンザで厳戒−中国遼寧省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051107-00000009-jij-int

人へ初感染の可能性=鳥インフルエンザ地域で肺炎−中国衛生省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051106-00000062-jij-int


  湖南省と遼寧省に、鳥インフルエンザ流行の兆しがあるようです。

  どなたかも書かれているように、鳥インフルエンザは中国発祥の伝染病です。

  特に中国南方は、住民が家禽類と一緒に居住する習慣があるので、本来は鳥の伝染病だったインフルエンザが、突然変異で人間にも感染するようになり、さらには人口密度が高いので、人間から人間に伝染して、性質が固定しやすいのです。

  そして……、ここが重要なところですが、中国は社会主義革命が成功して60年以上の年月が経っているのに、未だに日本の医療保険に相当するような制度がありません。

  ですから中国人は、病気にかかると高額な医療負担を覚悟しなくてはならないのです。
  日本人の感覚からしたらいくらでもないのですが、地方の貧しい農民達からしたら、たいへんな出費です。それで彼らは、病気にかかっても医者にかかろうとはしません。
  できるだけ、自宅で療養しようとします。

  皆さんも中国を旅行された時、街中に薬屋さんがたくさんあることに気がつかれたでしょう?   都市部だと、だいたい1ブロックに一軒くらいの割合でありますよね。
  あれには、こういった背景があるのです。つまり、なんとか売薬で治そうとするのですね。

  こうして、農民達の間には病院にかかる習慣が無いので、一たび伝染病が発生すると、どうしても発見が遅れます。

  2003年にSARS(中国肺炎)が猛威を振るった時、中国ではその蔓延を食い止めるためにSARSの治療に関しては、国家が全額その費用を負担し、患者に一切の請求をしない、という決定が、まるで美談のように宣伝されました。
  しかし当の中国人達は、その告知を戦慄する思いで聞いていたのです。
  もしその時期、風邪でもひいて熱をだしていようものなら、中国の遅れた医療体制では、単純な風邪なのか、それともSARSに罹患しているのか、判断がつきません。
  当然、中世の魔女狩りよろしく、身柄を拘束され、強制的に入院させられるはめになります。
  そうして散々に検査をされた挙句、めでたく(?)SARSであることが判明すれば良いのですが、もしただの風邪だったとした場合、それまでにかかった検査費用、治療費、入院代などは、全てその患者に請求される事になります。

  現金収入の少ない内陸部の農民達にとって、この負担は強烈です。

  しかも悲劇はそれだけでは終わりません。
  SARSに罹患した患者達は、肺の機能が衰えて体力が奪われるため、中国の医者達は炎症治療用のステロイド剤を大量に投与して、それを抑えさせました。
  しかし、ステロイド剤を大量に使うことは、関節の部分で血管がつまりやすく、後遺症を起こし易いのです。
  他国の医者達は、患者の容態を見ながら加減して投薬していましたが、中央政府から流行の根絶を至上命令とされた中国の医者達は、全ての患者に一律に上限とも言える量を投与しつづけました。
  その結果、一ヶ月に渡ってメチルプレドニソロンを8000mgも投与された中国のSARS患者達は、全快したと報道される2,521人の患者のうち、三分の一が阻血性骨壊死(間接が腐って、動かなくなる病気)などの後遺症にかかっている、と報道されています(アジアン・ウォール・ストリート・ジャーナル誌)。

  農民達にとって、SARSの流行時期に体の調子を悪くでもしようものなら、進むも地獄、引くも地獄のようなものです。
 
  皆さんのご家族がもし、中国で体調を悪くされたら、かかるのはこういった現地の病院です。
  日本に比べたら、医療技術そのものがお話にならないくらい低いですし、それに地方の病院だったら、日本語で診察ができるような医師は居ないでしょう(これが北京とかだと、いくらかは存在する)。

  どうかすると、使いまわしの注射針で、他の伝染病(例えばエイズなど)に罹患しないとも限りません。




  中国政府は、今回の鳥インフルエンザ蔓延を防ぐ方策として、人民解放軍を投入する腹を決めたようです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051105-00000081-jij-int

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