>なかなか噛み合わないね
投稿者: natsumesousaki_hk 投稿日時: 2005/09/22 13:05 投稿番号: [43976 / 66577]
wangjunhe720さん
徐々に、噛み合ってくる。
君が立腹したのは、表面上は漢詩の「読み下し」の議論であったが、この背後に隠れているものは日本文化という大きなテーマ。
日本文化を考えるということは、必然的に盛唐の文化を考えることになる。
僕の主張は日本と中国だけを考えているのでは日本の特徴をクリアーには浮き彫りにできない。
日本のほかに朝鮮、西域、チベット等の周辺国での唐文化の受容の仕方と比較することで日本の特徴が明らかになる、という主張。
日本の唐文化受容の大きな仕掛けになっていたのが「読み下し」ではないかということ。
この方式は唐詩に限らず文選四書五経、経典に至るまで、日本語で唐の文化を受容することを可能にしたツール。
と同時に、日本文化が唐文化に吸収されず、独自性を保っていられた「構造」でもあったように思える。
これは、他国での受容形態と比較することではっきりしてくるものと思う。
日本が行なった2回目の大きな文化受容は幕末明治期で、このときは夥しい数の造語で対処した。この造語によって、西洋文化文明を日本語で受容可能にした。しかしこの造語方式は「読み下し」ほど完璧ではなかったため、様々な後遺症を今日に至るまで残している。
この方式もインド、東南アジア、清、等の各国と比較すると面白いかもしれない。
これは メッセージ 43938 (wangjunhe720 さん)への返信です.
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