胡主席5日訪米 米国「国賓」扱い拒否
投稿者: kizin_onino_hidetora 投稿日時: 2005/09/03 09:30 投稿番号: [42933 / 66577]
胡主席、5日訪米 米、警戒踏まえ「国賓」扱い拒否
2005年 9月 3日 (土) 02:54 産経新聞社
【ワシントン=古森義久】中国の胡錦濤国家主席は五日から米国を訪問し、
七日にはブッシュ大統領との首脳会談に臨むが、
米国側では国内に高まる中国への警戒や懸念を踏まえ
米中関係の基本的な再定義を望みながらも、
今回の会談では両国の協調部分の基調を崩したくないとする慎重かつ複雑な構えをみせている。
米国のこの屈折した姿勢は胡主席を国賓としては迎えず、
そ の 訪 米 を 単 な る 「 訪 問 」 と呼ぶという決定にも表れている。
一日までにワシントンで明らかにされたところでは、
中国側は半年以上も胡訪問を公式の「国賓訪問」とすることを求めたが、米側は応じず、
逆にブッシュ大統領との親密な会談のためとしてテキサスのクロフォードのブッシュ牧場、
あるいはワシントン郊外の大統領山荘キャンプ・デービッドへの招待を提示した。
しかし中国側はこれを拒み、あくまで首都への国賓訪問に固執した。
国賓訪問の場合、ホワイトハウスでの到着式典、米側閣僚との会見、
国務省での昼食、両首脳の共同記者会見、大統領主催の公式晩餐(ばんさん)会、
公式迎賓館のブレアハウスでの宿泊などが慣例だが、
胡主席には到着式典、大統領主催の昼食、ブレアハウス宿泊だけが決まっているという。
ブッシュ政権側では胡主席の国賓扱いを避けた理由として
「首脳同士が緊密で実質のある会談をして、
いま根本から揺れている米中関係の長期の再定義をするには大統領の私邸の方が適切」
(ランディ・シュライバー前国務次官補代理)と述べ、
さらにホワイトハウスではブッシュ大統領が従来から
儀礼的な国賓受け入れよりもくつろいだ歓談を好むとして、
国賓訪問は過去五年間に四回しかなかったと指摘する。
だが現実にはブッシュ政権が最近、議会や一般で反感が強まる相手の中国の首脳を
国賓として派手な儀礼で迎えることを避けるのは政治的配慮からだとみる向きが多く、
クリントン前政権で対中政策を担当したケネス・リーバーソル氏も
「ブッシュ大統領はとにかく胡訪問を地味に扱いたいのだ」と述べている。
米側の事前声明を総合すると、七日の首脳会談ではブッシュ大統領は
(1)中国の人民元レート問題
(2)米中貿易不均衡
(3) 中 国 の 人 権 抑 圧 や 宗 教 弾 圧
(4) 中 国 の 軍 事 拡 張
(5)北朝鮮の核兵器開発問題
などを議題にしたいとしている。
米側予測では中国側は台湾への米国の支援や
日米同盟強化についても米側の抑制を求める形で提起するだろうという。
シュライバー氏によれば、米側はグローバルな台頭、
拡張を続ける中国に対し長期の戦略的見地からの抗議や対立の構えも含めて
米中関係の再定義を本来、望んできたが、
今回の胡主席訪問ではその目的は達せられない見通しとなった。
その理由としては現在のブッシュ政権にとって
「対テロ戦争、北朝鮮核問題、さらにはイラン核問題などでの中国の協調が欠かせず、
今回の首脳会談ではその基本を崩すことはできない」(国務省筋)からだともされている。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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