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天照大神と血塗られた刀

投稿者: amanojyaq05 投稿日時: 2004/01/30 22:39 投稿番号: [4000 / 66577]
  ドイツでは、ヒトラー独裁に「理性は死んだ」と言わせた。日本の天皇制による日本帝国はどう言わしめればよいのか。
  天皇制を批判する者は、「共産主義」とはあまりに日本のウルトラ・ナショナリズムに列席するか、それらを利用し操り、権力を手にして金もうけをしようと企む者の率直な感情表明であろう。
  島根県に出雲大社という神社がある、その宝物館で目にした光景です。館内には「天照大神の剣」という名ずけられた物があった。その前に黒尽くめの6・7人がいて、誰もが遠巻きにしていた。「こんな刀で人殺せるか!」「ワハッハハ」と館内に聞こえるほどの声であった。その人達は、九州の暴力団のようで、なまりのある声で人を圧していた。ヤクザや暴力団の事務所には、必ず神社を造り毎日手をたたき祈る。
  「力は正義・正義は力」
  次の文章は政治学者の丸山真男氏のものですが。
「国家の活動が国家を越えた道義的基準に服しないのは、主権者(である天皇)自らの内に絶対的価値が体現しているからだ」。したがって、「大義と国家活動とは常に同時存在」であり、正義は力、力は正義ということになり、自らの内に絶対的価値が体現している日本帝国は、本質的に悪をなしえないが故に、いかなる暴虐なふるまいも、いかなる背信的行動も許されるのだ。」
「支配者の日常的モラルを規定しているものが抽象的法意識でも内面的な罪の意識でも、民衆の公僕観念でもなく、具体的感覚的な天皇への親近感である結果は、そこに自己の利益を天皇のそれと同一化し、自己の反対者を直ちに天皇に対する侵害者と見なす傾向が自ずから胚胎する。藩閥政府の民権運動に対する憎悪ないし恐怖感は…今日まで一切の特権層のなかに脈々と流れている。」
近代日本が封建社会から受け継いだもっとも大きな遺産の一つ(=「権力の偏重」)。(つまり)自由な主体的意識が存在せず、各人が行動の制約を自らの良心の内にもたないで、より上級のものの存在によって規定されているため、独裁観念に代わって抑圧の移譲による精神的均衡の保持とでもいうべき現象が発生する。上からの圧迫感を下への恣意の発揮によって順次に移譲していくことによって全体のバランスが維持されている体系」
  これらを全て同意というわけではないが、日本の近代政治を学ぶものにとって、参考になるだろう。
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