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ちらつく中国諜報活動の影 Ⅰ

投稿者: suruganoturutarou 投稿日時: 2005/07/21 21:21 投稿番号: [39484 / 66577]




【   防   衛   庁   元   技   官   情   報   漏   え   い   】


『   ちらつく中国諜報活動の影   』

  中国で高まる「反日」の裏側で、普段は表に出ない日中間の別の問題が浮上している。

防衛庁の元幹部技官(63)による情報漏洩(ろうえい)と、

中国の諜報(ちょうほう)活動の問題だ。

警視庁公安部が捜査中だが、防衛庁の資料が実際に中国側に流れたかどうかは、

今のところは不明だ。

防衛庁OBによるロシア側への情報漏洩は度々、公になっているが、

中国側への漏洩疑惑が俎上(そじょう)に上ることはまれだ。

中国の「諜報活動」を追った。


  「(防衛庁技術研究本部の幹部)技官は…

自己の専門分野たる潜水艦技術を秘密裏に(外部に)手交しようとした…」。

二〇〇二年六月、ある政治結社幹部が中谷元防衛庁長官(当時)あてに送った文書の一文だ。


  「技官」は、その直前の同年三月末まで、

東京都目黒区の防衛庁技術研究本部に勤めていた。

一九七一年入庁で、潜水艦の船体に使用される

特殊鋼材の研究に長年従事してきたエキスパートだ。


  文書には元技官が「潜水艦技術を手交しようとした」相手側も指摘されていた。

台湾当局関係者や、同庁に出入りし、台湾や中国との貿易を行っていた元貿易会社社長だった。

政治結社関係者は、当時をこう振り返る。

「元技官と元社長は、何度も会っていた。国を守る立場の者として、

許せない行為だと思い、義憤にかられて忠告しただけだ」


■元技官をめぐり恐喝事件も発生


  もともと元技官と政治結社幹部は友人だった。

だが、元技官は警察に被害届を出し、その後、

政治結社の二人が恐喝容疑で神奈川県警に逮捕されている。


  「この時は、元技官は被害者だったが…」と関係者は声を落とす。

元技官は同研究本部を定年退官後、大手総合重機メーカーに迎えられ、

順調に第二の人生を歩んでいた。だが、三年後、その立場は一転する。

今年三月、元技官は在職中に潜水艦資料のコピーを同研究本部から持ち出していたとして、

警視庁公安部から任意聴取を受け、窃盗の疑いで家宅捜索を受けた。


  持ち出したのは、潜水艦船体に使われる「高張力鋼」と呼ばれる特殊素材に関する論文だ。

同庁の秘密保全が必要な情報は、機密度の低い順に

「部内限り」「部内注意」「秘」「極秘」「機密」の五段階ある。


  関係者は「元幹部が持ち出した資料は『秘』以下だが、

元幹部宅の家宅捜索で押収されたものの中には、

元幹部が長年の経験をもとに作った資料も含まれていた。

重要な資料も元社長側に渡っていた可能性もある」と話す。


  そして、元幹部が資料を渡した疑いのある相手が、

政治結社幹部から脅されるきっかけともなった、くだんの元貿易会社社長だ。

「二人の付き合いは二十年前から。しばしば都内などで飲食をともにし、

恐喝事件のあったころは頻繁に接触していた」(関係者)


  「キーマンは元社長」と公安幹部が話す。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20050424/mng_____tokuho__000.shtml


(   ちらつく中国諜報活動の影   Ⅱ   ヘ続く)

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