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>日中ルール 2 中華思想

投稿者: nihao_aq_jp 投稿日時: 2005/02/15 11:28 投稿番号: [24182 / 66577]
23817 tokagenohesoさんのお言葉
>(メソポタミア、エジプト、インダスの)三つは発生当時から距離が近いために互いの交流があり、自分たち以外にも大きな存在があることを認識していたので、中華思想は芽生えなかった。<
>しかし、黄河文明だけは他から遠く隔たっていたため、かなりの規模に発展するまでライバルが居ることを知らず、自分たちだけが突出した存在だと思っていたのは当然であり、中華思想を持ったのも当然だと言える。<


  あなたの、この観察には随分と独善が多いように思えます。四大文明の発生当初から、それら文明の間で相互交流があったなんて聞いたことがありません。
あなたのイメージだと、中国大陸のど真ん中に黄河文明だけが隔絶してポワ〜ンと浮かんでいるように映りますが、実際のところ、そうではないでしょう。中華の世界も周辺の夷狄(いてき)と常に抗(あらが)いながら伸縮しておりました。

あなたは中華思想について、認識が足りません。「中華思想」と称するのは近年のことで、本来は「華夷思想」と言うのです。「華」とは古代中国人がイメージする社会秩序のこと。その秩序の中におれば「華」。外におれば「夷」であったのです。「華」は中国人と云うのではなく、国、民族を超えてのイメージなのです。当時の「世界観」、「世の中のあるべき姿」ですな。

古代も国はあったのです。秦国、魯国、斉国・・などなど。同じ秩序の中で、常識の通じるもの同士、戦争なんかも作法を重んじ、秩序に従ってやっていたのです。
「華」の周囲は東夷、南蛮、西戎、北狄など「夷」によってグル〜リと取り囲まれていたのです。

どの国でも、どんな民族でも、お血筋、言葉に関係なく、「華」の文明に感化されて、その秩序を受け入れたなら誰でも等しく「華人」(今日の「中華の民」)と見なされたのです。オープンな社会だったのです。「華」は自分たちだけのものではなく、周辺にも及ぼして次第に「華」の世界を広げていったのです。

蒙古に支配されようと、満州族に統治されようと、日本軍に占領されようと、He〜nてなもんですな。「華」は奪い去ることも消し去ることもできないから、中国人は周辺がどうであろうと、泰然として動じないのですね。負けても、賢く、その一時を静かにやり過ごす。明日は自分たちの天下だ・・と思っている。

東夷の島国の人たちとは異なり、「華」の人たちは周辺に影響されませんから、どっしり構えて静かに待ちます。
トリちゃんたちが「コケコッコー」と鳴こうと鳴くまいと、朝の太陽は黙って静かに昇ってくるですからね。何の心配がありましょう。
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