>bishamonten-san:米国ネタで恐縮です
投稿者: lu_xun_1900 投稿日時: 2004/10/24 00:04 投稿番号: [14382 / 66577]
漠然とした問題に回答いただき恐縮です。当方の漠然とした印象を述べます。
基本認識
基本的に、80年代末から90年代初頭のときの方程式は日米の2変数でしたが、今後は日米中の3変数の方程式を解かねばならず、しかも、経済・金融・財政問題に加へ、安全保障の問題が直接リンクしていますので、結構ややこしくなるであろうという気がしています。
雇用問題
雇用問題が大きな社会問題であることは確かですが、共和党も民主党も決定的解決案を見出すことは難しく、これを選挙の争点に持ち出すのは、いささか、危険なのではないでしょうか。
雇用問題の背後にある産業競争力の問題はカーターの頃から対策が検討されていた問題でしたが、決定的な解決策はなく、クリントンーゴアの時代に競争分野をハイテク分野に切り替えることで問題を処理した訳です。しかし、現在の雇用問題に対しては有効な解決策を提案するのは極めて難しく、結局、社会保障の問題になってしまうのではないでしょうか。となると雇用問題は財政問題に転嫁する可能性大であり、累積赤字による財政硬直化は大きな問題になるのではないでしょうか。
財政赤字
財政赤字・累積赤字の増大は金融面ではドルの信用問題として、ドル安を加速することになり、輸入物資の高騰、物価上昇を招く可能性もあり、景気を冷やし、ネガティヴ・スパイラルに陥る可能性もあります。
現在の財政赤字の原因の一つは戦費やテロ対策です。安全保障の観点からは、中東のアフガン、イラク、パレスティナ、イランに加え、東アジアでは台湾、北朝鮮問題、など不安定要因が多く、これらの地域とどのように付き合ってゆくかは、財政面でも大きな問題で、4年後に付けが廻ることになるのではないでしょうか。
財政赤字は政治問題化しやすく、権力側を批判する有力な武器になります。こうした観点から眺めると、今後の状況次第ではありますが、選挙の争点になりやすいような気がしています。ブッシュ父vsクリントンのときのように。
今日のところは、漠然と上記のように考えています。
11月の選挙が終わってからのほうが、場合の数が減るので、考えやすくなるでしょうから、その頃にでも、また、考えて見ましょう。
これは メッセージ 14330 (bishamonten_2004 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019566/cf9q_1/14382.html