MADE IN JAPANとMADE IN CHINA
投稿者: nakiwryo 投稿日時: 2004/10/02 20:13 投稿番号: [12955 / 66577]
1950年代、日本がアメリカに商品を輸出し始めた頃、MADE IN JAPANは現在のMADE IN CHINAと同様に、「安かろう、悪かろう」の同義語であった。当時、日本製の1ドルのワイシャツはアメリカの商店では、最も安い品物用の棚に置かれ、その一方で、10ドルもするアメリカとヨーロッパ製のワイシャツが高額商品の棚に陳列されていた。
そこで、日本の服装メーカーは考え始めた。なぜ同じワイシャツでありながら、日本製がわずか1ドルなのに、アメリカとヨーロッパ製のものは10ドルもするのであろうか。そこで、日本のメーカーは各種の高級ワイシャツを買い集め、高級ワイシャツを生産する秘密を研究し始めた。10年後、日本製のワイシャツは高級品の棚に置かれるようになり、安売りの棚には見かけなくなったのである。
中国は1980年代初めから、アメリカに1ドルのワイシャツを輸出し始めたが、現在になっても、依然として同じ物を作っている。1ドルのワイシャツでも売れてさえいれば、それを永遠に作ろうとする、すなわち製品に対する革新の精神が欠けている。中国では、数百のカラーテレビの生産ラインを導入したが、各メーカーがそれを頼りにして、永遠に生産しようとしており、なんの技術革新もしてこなかった。
中国人が現状に安住した結果、中国製品のモデル・チェンジは受身になりがちで、製品が売れなくなるまでは改良をしない。これに対して、日本企業は製品のモデル・チェンジを積極的に行っている。従って、中国企業の製品は常に日本製品の競争相手になれないのである。
現在、一部の中国人が日本製品に対するボイコットを主張している。しかし、こうした人々は中国人が日本の製品を買いたがる理由が何か、ということは殆ど考えたことがない。仮に日本の製品より中国製のものが高品質で価格も手頃であれば、ボイコットするまでもなく、日本製品は自然に淘汰されてしまうであろう。中国人はひたすら日本製品のボイコットを主張するが、いかに中国製品の品質を向上させるかについては、何の方策も捻り出せないのである。
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