強盗が成立するかはやはり検討が必要
投稿者: krug_clos_du_menil 投稿日時: 2004/09/16 20:07 投稿番号: [11014 / 66577]
>勝手に人の家に入って物を攫ったら強盗になることは明白なことで、色んな価値観があるから討論・議論する必要あるのでしょうか?
問題のすりかえに答える気にはならないが、逃げていると思われると心外なのでとりあえず回答しておきます。
本来の問題点ではない以上、議論はいたしませんので悪しからず。
まず、強盗罪が成立するか否かは明白とはいえません。
昨今、刑法学会で最先端の問題となっている強要による犯罪実現に緊急避難が認められるかという問題がありますが、緊急避難が認められるとすると、違法性阻却となる可能性もあります(緊急避難を責任阻却と考える立場もある)。
また期待可能性の欠如により責任阻却とも考えることができる。
さらには、責任能力の有無など、責任阻却事由の有無も検討しなければなりません。
そのようなことを、議論・討論し真実を発見するのが裁判なのです。
日本では、単に犯罪構成要件に該当するだけでなく、違法性阻却事由、責任阻却事由、さらには犯罪類型によっては処罰阻却事由まで認められて初めて犯罪成立となるのです(但し、処罰阻却事由は犯罪の成立とは関係なし)。
しかし、あなたは、単に構成要件に該当することをもって犯罪成立とするのですね。
この点について、議論する気は毛頭ありませんが、犯罪成立の考えが違う以上議論にはなりませんね。
これは メッセージ 11006 (kitaguninosaru1 さん)への返信です.
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