Re: 統帥権干犯
投稿者: unhoo 投稿日時: 2010/05/09 19:15 投稿番号: [16162 / 16409]
鳩山一郎を検索すると、ウィキペディアの記事が出てきた。そのなかに鳩山一郎が党争のために統帥権干犯という言葉を持ち出し、その言葉が戦前日本の議会政治を葬ってしまったことが明確に書いてある。
わしが戦争中新聞で読んだ記事は、マリアナ沖海戦で日本軍が敗北し、日本全国がアメリカ軍の大爆撃を覚悟しなければならなくなったとき(昭和19年夏)に出たものである。その新聞記事の要旨は次のごとくであった。
「関東大震災直後、時の政府は東京市の市街を整理して、整然たる都市にしようと計画したが、野党の働き手だった鳩山一郎が議会で活躍して、政府案をもみ潰した。そのために東京の市街は、二十世紀になってもまだ徳川時代と変らぬごたごたのままである。もしあのときの政府の計画が実行されていたなら、予想されるアメリカの大空襲から受ける脅威が現在のように深刻ではなかったのである」と、鳩山一郎が党争のために国家の利害安危を顧みなかったことを怒っている。
そのコラム記事は、来るべき東京大空襲の脅威を主として論じた文であったが、それに統帥権干犯の件も付け足したのである。その記事が予想したとおりに、昭和20年3月10日、アメリカの焼夷弾爆撃で、東京都民はごたごたの市街を逃惑って、十万以上の焼死者を出した。
これは メッセージ 16159 (unhoo さん)への返信です.
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