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アワテコヌカアリ(続き)

投稿者: unhoo 投稿日時: 2008/04/29 00:50 投稿番号: [14378 / 16409]
先ず資料の来源を再掲出します。

http://ant.edb.miyakyo-u.ac.jp/J/Taxo/F70301.html

この資料によれば、現在一般に用いられている学名は   Tapinoma melanocephalum   (Fabricius, J.C. 1793)   というわけだな。この蟻の体型については詳しく記述されているが、習性については「土中,石下,倒木下,樹皮下などあらゆる隙間に営巣し,動きはかなり迅速。」とだけしか書いていない。何を食っているか書いていないから、「人家の砂糖壺にたかって、手のつけられない状態にしてしまう。また大群で南京虫を襲って、巣へ運んで行くという報告がある」と追加してもよいわけですな。

「動きはかなり迅速」で、しかも個々が勝手にぐるぐる走り回っているので、非常に慌てているように見える。それで在台の日本人婦人が「慌て蟻」と呼んでいた。それを台湾総督府の技師で、昆虫学者の楚南仁博氏が適切な呼び名だと認めて、アワテキイロコヌカアリという日本名をつけた(1939)。今ではキイロを省略してアワテコヌカアリで通用いているというわけですな。

楚南という姓は「そなん」と読む。わしは中学生時代に、「そなん」と名乗る中学生に出会い、漢字でどう書くかと聞いたことがある。やつは楚南仁博氏の息子なのだろうと思う。
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