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Re: 玉石混淆

投稿者: aki_fumika 投稿日時: 2006/10/15 12:17 投稿番号: [13122 / 16409]
なるほどなぁ、と、あばれはっちゃくさんの意見を読みました。

ただ、社会全体が責任を負う、というのが民主主義かな?とも思います。実存主義的に言うと、「アンガージュマン」の思想、ということか。

国民一人一人が背負うべきモノ、担うべきモノを考えることも必要かな?と。。。



媒体というのは厄介でね、民国の場合、それこそ、南京事件の宣伝まで(元国民党の外宣担当者の暴露本がありますが)遡るワケで、蒋介石というのは殊の外、媒体や宣伝活動に力を入れたワケ。

だからというワケでもないが、民国の媒体報道、と言ったら、そうした国民党の宣伝活動のツールなワケで、なにせ、年季の入ったモノ。

ただ、媒体すべて悪し、ではないですよ。それを許容する社会(国民・企業)も悪い。意識がいまだあるレベルに達していないのだと思う。

ここあたりは、かなりイヤなお話しかもしれませんが。。。


以前、中共板で、といっても3年以上前かな?、だいぶやりあったことがあります。今来ている、コパさんやパンダ君、JMS君なんかよりもっと前のお話し。Bao氏より前のこと、かな。。。

で、その時の話題が、「大陸の人たちは民主主義を静的なモノと考えているが、民主主義とは動的に捉えねばならないモノ」ということで、これについてはその後も、コパさんたちが参加された後も続いて話題として残ったのですよ。

で、まぁ、中国系社会の特徴は、民主主義を従来通りの社会観で静的に捉えてしまう、ということにある。


それで、まぁ、台湾の場合、SARSの時に、私はある会で軍部OBと激しく衝突したことがあるんですよ(過去ログにありますが)。当時、台湾のある会の会長を私がしておりまして、運悪く、SARS。。。で、会を定期的に開くか、連絡はどうするか、など、会の元会長たち(その多くは国民党員)と調整をしなければならなかった。で、まぁ、施設の徹底的な消毒と相互連絡までは漕ぎ着けたが、会合の一時中止で軍部OBとぶつかった。軍部OBは、SARSについては「政府がなんとかしてくれる」と言うワケ。ま、軍人というのは、なんでも政府や軍に要求しますし、それは大陸も台湾も同じ。。。(ま、元が同じですから)
ただ、どう考えても、こうした伝染性のモノについては。。。でしょ?そら政府がいくら消毒をしても、赤痢や疫痢じゃありませんし、未知の病気で、発生当時政府が事実隠蔽をしていたワケで。。。(過去ログに全部あり)

で、この政府がなんでもやってくれる、というようなところが、国民党政権下のある種の特徴でして、ね。。。


そこあたりの消極性というか、意識の問題がいまだに台湾にはありまして、国民が媒体を監視、媒体のスポンサーである企業を監視、というところに行きにくい。

これはイギリスや欧州でも問題としてありまして、監視や牽制を組織だってやろうとすると、企業と政府がぐるになって市民団体に圧力をかける。職を奪い、家や家族にいやがらせをする、など。。。

実存主義だのデモクラシーだの威張っているフランスなんか殊の外ひどい。イギリス、ドイツ、イタリー、然り。


まぁ、こうして染みついた国民の消極性、ある種の責任転嫁が、どこまで改善され、民主主義を動的なモノと認識できるようになるか?これは台湾では長い時間がかかると思いますよ。私自身、SARSのときに関係機関・部局、などさまざまなところと衝突して、実体験として、絶望的な現実に直面しましたから。


国民が啓かれた眼をもつのは、今の台湾では、自分の責任。親がそうした意識にならなくては子どもの世代の台湾が発展しない。さらに、親がそうした意識をもつことで教育を変えねばならない。

お上に期待するのではなく、自分達で変えねば社会は好くならないでしょうね。

その意味では、選挙についての意識もまだまだ、です。


表面は変わったように見えても、台湾の深い部分、人の意識の根本的なところは国民党政権下からさほど変わっていませんよ。
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