サッカー・アジアカップの反日問題

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>西欧も日本も同じ植民地主義>違います

投稿者: maxgame951753 投稿日時: 2004/08/12 17:11 投稿番号: [9582 / 21882]
邦題:アメリカ黒人の日本人観1900〜1945
20世紀の日本人   レジナルド・カーニー著

デュボイスの日本擁護論

しかし、日本の満州侵略については話は別だった。これに対しては、黒人の間でも大きく意見が分かれた。黒人の国際政治学者などは、白人同様、国際問題を文化の違いというフィルターを通して見ようとしたが、一般の黒人たちは、例えばアメリカ国内の白人と黒人の問題と同じように、人種的な側面からとらえようとした。言い換えれば、対白人問題の根っこには必ず人種問題があることを、黒人は強調する傾向にあったということだろう。


黒人の中でも、熱狂的な支持者は最後まで日本の行動に目をつむろうとした。
W・E・B・デュボイスもまた、白人がやったことであれば、けっして我慢できないだろうが、日本人ならばこそ我慢も出来ると言う考えだった。
しかし、その一方で、日本の行為は、中国の罪もない人々の虐殺、あらゆる軍事技術を駆使しての残虐行為_ところが、このような意見の違いも、最後には人種という側面に重点が置かれる事で、目立たないものとなっていったのである。

これに対して『ピッツバーグ・クリア』紙は、なぜそれほどまでに黒人が日中戦争に注目するのか、理解に苦しむという社説を掲載した。遠いアジアの東側で起こっていることが、黒人に大きな影響を及ぼすとはとうてい考えられない、というのだ。
さらに同紙は、日本も、中国も、アメリカ黒人にはとくに関心はなさそうだとも述べた。
それでもJ・A・ロジャースやジョージ・シャイラー、ウィリアム・ピッケンズ、A・フィリップ・ランドルフ、デュボイスらは、この戦争は白人優位の社会に暮らすすべての有色人種にとって、大きな意味があると確信を持っていた。

中略

当時、合衆国政府の秘書官だったコーデル・ハルが1937年の中国での日本の行為に不快感を表明した時でさえ、バージニア州キャスビルの住民、チャールズ・W・クランフォードは、政府の態度は生ぬるい偽善でしかないと怒ったほどだ。

二年前のイタリアのエチオピア侵略に対しても、合衆国が何もしなかったことを引き合いに出して、クランフォードは今回の対応もまた『とんだ茶番だ』と言い切った。さらにはハルの抗議は『諸刃の剣』であるとも述べた。それはアメリカ自体が『リンチを受けて殺された、4000人もの黒人の血がべっとりと染み付いている国』だからだ。

それでもなお、日本の中国侵攻を肯定する黒人は少なくなかった。
デュボイスは、爆撃は『恐ろしいビジネス』であり『武器を持たない人々を殺戮する事は大きな罪だ』としながらも、日本人だけが特別に冷淡な民族ではないと言って、日本人を擁護した。

さらに、『・・・・アメリカは、そのような残虐な軍事技術が、あたかも日本から始まったと言わんばかりだ。とんでもない!』とアメリカ政府を非難した。

中略

ペンシルバニア大学の大学院で学んでいたある日本人学生は『フィラデルフィア・トリビューン』紙に寄稿し、今回の戦争は分散した中国の力をひとつに結集させ、強大なアジア連合勢力を作るためのものだと訴えた。
その人物の名はフルセ   セイイチといい、満州鉄道に勤める若者だった。
彼は、今回の戦争が中国の国家としての『結束力』の不足に原因がある、と明言した。フルヤの見方は中国には厳しいものだった。領土は地方豪族の、『欲望うずまく』内乱によって分割統治され、一般民衆からはひどい搾取が行われている。中央政府は統治能力を失い、利己的な役人らは、今や『地方豪族の飼い犬』でしかない、と。
日本に比べて、アメリカやイギリスの、中国への感心は薄い。

満州でので出来事に対する日本人の心境は、隣の家の家事をハラハラして見守っている家主の心境と同じだ。
火も消せずにおろおろするばかりの隣の家主に代わって。、火事場に飛び込み、一刻も早く水をかけたいだけなのだ。それのどこが侵略だと言えようか?

続き・・・
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