欺瞞の構図
投稿者: hospitalite123 投稿日時: 2003/02/22 00:47 投稿番号: [9 / 390]
「人道的」ーーこのたかだか三日程の間、私たちはこの単語を日本人政治家の口から幾度聞いただろうか?
だが、そう言った当の日本国家が「外国人」に対して、とりわけ第三世界からやってくる彼ら国籍上の他者に対して「人道的」であった例を、私は知らない。だが、今回のケースは、この国の罹っている自閉症を改めて確認するのに、特権的とまでは言わなくとも、範例的であることは間違いないだろう。
「前例がなく、日本にゆかりのない人を受け入れるのは困難」
冗談ではない。この国が「日本にゆかりのない」はずのひとたちを「受け入れる」どころか、強制的な手段に訴えて連行してきた事実は、たかだか六〇年程も時間を遡ればいたるところに見つかるだろう。いま、同じように公然・隠然の暴力にさらされている外国籍を持つ多くの日本住民は、日本で生まれ日本語しか知らない者も含め、その結果以外の何物でもない。
「外国人」と呼ばれる他者たちを「好ましい者」と「好ましくない者」に分類するとき、その分類に同意するとき、その彼もしくは彼女はすでに人種主義者への一歩を踏み出しているのである。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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