北鮮とリアリズム その二
投稿者: chonmage_johney 投稿日時: 2009/08/30 18:39 投稿番号: [42163 / 44985]
その一を踏まえて、
ざっと現在の北鮮に対する私の見たてを。
といっても、青木直人氏の影響をモロに受けていますが。
結論を述べれば、
日本の頭越しに米国と中共との間で管理とか処理が進行中。
中共は豆満江(チャイニーズで図們江)開発との絡みで、北を足場にして東北三省(吉林省・遼寧省・黒竜江省)の貿易拡大と経済発展を計画しています。それが記されているのが、2005年に発表された『36号文献』であり、その年に結ばれた羅津港(北鮮)の50年に渡る使用(租借)契約です。中共の本当の狙いは経済的併呑です。そして、港の近代化や高速道路などのインフラにかかる費用の一切を我が国から捻出させたいのです。
米国は米国で、シナとのビジネスを拡大、発展させたい。
よって、その拠点となる北鮮で武力衝突などしたくないのです。これは北京政府も同様。米国と軍事衝突を起こす気などサラサラ無いでしょう。中共は金正日体制を、米国は台湾独立を抑え込むことで、潜在的に存在する火種を拡大することなく、東アジアを共同管理、そして処分の方向にあるというのが米中の共通する認識と見做した方が、大まかな状況判断としては正しいと見ます。
火種。核の問題もそうです。オバマに代表される核を巡る一連の発言の本音。それは核の拡散を嫌がっているのです。だから2年前だったか中川サンがぶち上げた核武装論議ですら警戒するのです。
米国に於いて、もはや中共とのイデオロギー対立は過去の遺物という認識があります。昨年の大統領選挙でシナを巡る政策対立は無かったのです。それが何よりの証拠です。
おまけにクリントンは夫婦揃ってコテコテのシナ贔屓。ヒラリーを国務長官にしているオバマも大同小異でしょう。米国の民主党は、所謂「ニューヨークマネー」と称される連中の意向を政策に反映させます。
確かに米国は北に歩み寄って、融和的な政策を展開させているように見えますし、北京との関係が冷えつつある北は反射的に米寄りになっていますが、民主党政権は実にしたたかにアメを与え続けているものと私は見ています。
今の米国は明らかに日本よりもシナに重きを置くようになっています。それこそ、“戦略的パートナー”、そして“米中同盟”と呼んでも良いくらいです。
繰り返しますが、それ故、北での米中軍事衝突の可能性は限りなく零に近いと考えます。そして、結果的に金正日体制の延命が両国にとって国益になるというカラクリがあるのです。よって、いくら安保理あたりで制裁決議を採択しても、その効力には甚だ疑問を持っています。尤も、二つとも期待するのは自由ですが。
そして、何より厄介なのは、北と米国の和解は地域にとってプラスであり、東アジアの安定に寄与する。という“大義名分”です。これにほぼ完全に乗っかっているのが、鳩山クンの党だったり、加藤紘一だったりするワケです。
このように、極東アジアは大国のエゴなりパワーポリティクスが露骨に絡んでいるのが現状です。
リアリズムに基づく米中の本当の思惑抜きで北鮮を語っていては、いつまでたっても核心部を捉えることはできません。
そもそも、米国とシナは利害関係が一致する傾向がある。そして周辺の国(勿論日本も)を必然的に巻き込む。ということは、歴史なり国際政治にちょっとでも興味のある人間ならば、誰にでも気付きそうなことです。
蛇足ながら。コリアンは概してシナに骨の髄まで土下座します。ですから、北が将来的にシナの傀儡国家のようになっても痛痒を感じることは無いはずです。
ざっと現在の北鮮に対する私の見たてを。
といっても、青木直人氏の影響をモロに受けていますが。
結論を述べれば、
日本の頭越しに米国と中共との間で管理とか処理が進行中。
中共は豆満江(チャイニーズで図們江)開発との絡みで、北を足場にして東北三省(吉林省・遼寧省・黒竜江省)の貿易拡大と経済発展を計画しています。それが記されているのが、2005年に発表された『36号文献』であり、その年に結ばれた羅津港(北鮮)の50年に渡る使用(租借)契約です。中共の本当の狙いは経済的併呑です。そして、港の近代化や高速道路などのインフラにかかる費用の一切を我が国から捻出させたいのです。
米国は米国で、シナとのビジネスを拡大、発展させたい。
よって、その拠点となる北鮮で武力衝突などしたくないのです。これは北京政府も同様。米国と軍事衝突を起こす気などサラサラ無いでしょう。中共は金正日体制を、米国は台湾独立を抑え込むことで、潜在的に存在する火種を拡大することなく、東アジアを共同管理、そして処分の方向にあるというのが米中の共通する認識と見做した方が、大まかな状況判断としては正しいと見ます。
火種。核の問題もそうです。オバマに代表される核を巡る一連の発言の本音。それは核の拡散を嫌がっているのです。だから2年前だったか中川サンがぶち上げた核武装論議ですら警戒するのです。
米国に於いて、もはや中共とのイデオロギー対立は過去の遺物という認識があります。昨年の大統領選挙でシナを巡る政策対立は無かったのです。それが何よりの証拠です。
おまけにクリントンは夫婦揃ってコテコテのシナ贔屓。ヒラリーを国務長官にしているオバマも大同小異でしょう。米国の民主党は、所謂「ニューヨークマネー」と称される連中の意向を政策に反映させます。
確かに米国は北に歩み寄って、融和的な政策を展開させているように見えますし、北京との関係が冷えつつある北は反射的に米寄りになっていますが、民主党政権は実にしたたかにアメを与え続けているものと私は見ています。
今の米国は明らかに日本よりもシナに重きを置くようになっています。それこそ、“戦略的パートナー”、そして“米中同盟”と呼んでも良いくらいです。
繰り返しますが、それ故、北での米中軍事衝突の可能性は限りなく零に近いと考えます。そして、結果的に金正日体制の延命が両国にとって国益になるというカラクリがあるのです。よって、いくら安保理あたりで制裁決議を採択しても、その効力には甚だ疑問を持っています。尤も、二つとも期待するのは自由ですが。
そして、何より厄介なのは、北と米国の和解は地域にとってプラスであり、東アジアの安定に寄与する。という“大義名分”です。これにほぼ完全に乗っかっているのが、鳩山クンの党だったり、加藤紘一だったりするワケです。
このように、極東アジアは大国のエゴなりパワーポリティクスが露骨に絡んでいるのが現状です。
リアリズムに基づく米中の本当の思惑抜きで北鮮を語っていては、いつまでたっても核心部を捉えることはできません。
そもそも、米国とシナは利害関係が一致する傾向がある。そして周辺の国(勿論日本も)を必然的に巻き込む。ということは、歴史なり国際政治にちょっとでも興味のある人間ならば、誰にでも気付きそうなことです。
蛇足ながら。コリアンは概してシナに骨の髄まで土下座します。ですから、北が将来的にシナの傀儡国家のようになっても痛痒を感じることは無いはずです。
これは メッセージ 42162 (chonmage_johney さん)への返信です.
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