Re: 核戦争1
投稿者: randy_bara 投稿日時: 2006/05/02 21:30 投稿番号: [35913 / 44985]
こんばんは
>結局あなたによれば、北朝鮮の核は、対米外交カード(交渉材料)になるんですか?ならないんですか?
すみません 言葉が足りなかったようです。
現時点での国際社会に於ける北朝鮮と核の懸念は所謂「核開発カード」
と思われます。
これは核実験の実績がなく、核ミサイルに転用可能な技術と、核兵器
そのものの技術が無いという前提です。
6カ国協議では、北朝鮮の核開発と引き換えにどのような見返り、つまり
資金援助及び不可侵条約等の確約が主たる交渉となってます。
で、インドの場合は核実験を含み実績もあり、厳密にNPT体制の管理下
にない事から、アメリカはインドには柔和策に変化、事実上の容認によって
「核拡散カード」「核戦争カード」が交渉基準となってます。
次に・・・
>実行力のない核兵器だけに依存した軍事力
ここを矛盾点として指摘されましたが、上記インドの場合、もはや
通常兵器で世界有数の軍事大国であり、さらに核兵器の実績もあるという
状況では、アメリカも認めざるを得ないというところですが、北朝鮮の
場合は違います。
再三指摘してますが、実効性の薄い核兵器そのものは交渉の材料には
ならないと思います。
外交カードとしての核兵器には戦術性と戦略性の2つの見方があり、
国際社会の懸念を無視してでも、自らの主張を表明する事は「戦術」
として核は有用ですがこの場合、国際社会の理解を得ることには
なりません。寧ろ不用意に戦争へ誘引しかねない為、その時点での
抑止力はあくまで通常兵器による軍事力が重要となります。
そして「戦略」としての核兵器は国際社会の容認が前提で、自らの
主張に核兵器が担保されてもリスクはありません。
「核カード」としての国防の有用性は後者が絶対です。
以前fujinohigumajp氏が指摘されていましたが、国家の存在意義として
「国際的地位の確保」が得られなければ、所詮はテロリスト扱いされ、
常に外敵からの危険に晒される事になります。
一方、インドは通常兵器での軍事力と、国際社会での地位を背景として
「戦略的核カード」を手に入れました。
つまり「戦術的核カード」の有用性のみに依存する国家体制の北朝鮮
に於けるリスクは大きく、利益は少ないでしょう。
>結局あなたによれば、北朝鮮の核は、対米外交カード(交渉材料)になるんですか?ならないんですか?
すみません 言葉が足りなかったようです。
現時点での国際社会に於ける北朝鮮と核の懸念は所謂「核開発カード」
と思われます。
これは核実験の実績がなく、核ミサイルに転用可能な技術と、核兵器
そのものの技術が無いという前提です。
6カ国協議では、北朝鮮の核開発と引き換えにどのような見返り、つまり
資金援助及び不可侵条約等の確約が主たる交渉となってます。
で、インドの場合は核実験を含み実績もあり、厳密にNPT体制の管理下
にない事から、アメリカはインドには柔和策に変化、事実上の容認によって
「核拡散カード」「核戦争カード」が交渉基準となってます。
次に・・・
>実行力のない核兵器だけに依存した軍事力
ここを矛盾点として指摘されましたが、上記インドの場合、もはや
通常兵器で世界有数の軍事大国であり、さらに核兵器の実績もあるという
状況では、アメリカも認めざるを得ないというところですが、北朝鮮の
場合は違います。
再三指摘してますが、実効性の薄い核兵器そのものは交渉の材料には
ならないと思います。
外交カードとしての核兵器には戦術性と戦略性の2つの見方があり、
国際社会の懸念を無視してでも、自らの主張を表明する事は「戦術」
として核は有用ですがこの場合、国際社会の理解を得ることには
なりません。寧ろ不用意に戦争へ誘引しかねない為、その時点での
抑止力はあくまで通常兵器による軍事力が重要となります。
そして「戦略」としての核兵器は国際社会の容認が前提で、自らの
主張に核兵器が担保されてもリスクはありません。
「核カード」としての国防の有用性は後者が絶対です。
以前fujinohigumajp氏が指摘されていましたが、国家の存在意義として
「国際的地位の確保」が得られなければ、所詮はテロリスト扱いされ、
常に外敵からの危険に晒される事になります。
一方、インドは通常兵器での軍事力と、国際社会での地位を背景として
「戦略的核カード」を手に入れました。
つまり「戦術的核カード」の有用性のみに依存する国家体制の北朝鮮
に於けるリスクは大きく、利益は少ないでしょう。
これは メッセージ 35912 (samyongdang さん)への返信です.
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