厚床さん【返信/トピ合致】
投稿者: lilasnosakukoro 投稿日時: 2005/04/29 19:55 投稿番号: [31549 / 44985]
こんばんは。
お答え、ご丁寧にありがとうございます。
厚床さんが今回提示された疑問は、非常に示唆に富んだものと思っております。ですから、その辺を私も考えてみました。
>人口が変わらないのなら、確信層(特権階級)が増加したに違いありません。
そもそも、人口が現在も2200万人という数字そのものは信頼するに足る情報なのでしょうか? 私はまず、その点から疑問なのですがどうなのでしょう? 私は、かなり水増しされた情報ではないかという「邪推」をしております。
しかし、これは邪推の域を出ませんから、正確な数字ということも想定して考えますと……
>二冊の本の記述は一致するから、石丸氏の推定300万人死亡はまず間違いない。
この点は、私も多くの書物やネットのサイトで見掛けます。おそらくほぼ正確なものでしょう。
>飢餓で死亡したのは敵対層(非抑圧民)、300万人といえば約半数です。
人口が変わらないのなら、確信層(特権階級)が増加したに違いありません。
2200万人の人口という数の正確さの如何に関わらず、餓死者の多くが、
>敵対層(非抑圧民)
であったことは容易に想像がつくといいますか、ほぼ常識的見解でしょう。さて、問題は、本当に、
>確信層(特権階級)が増加した
かどうかですね。私自身は、圧倒的な増加があり得るだろうかという思いが致します。ただし、よしんば確信層(特権階級)の増加がなくても(むしろ数字が不正確で特権階級の増加がなかったとしたら、なおさら)
>ここで配給を停止したことを加えれば、動揺層にも配給はなく、自前で食料調達に出ざるを得ません。企業所は停止しています。
結局、2極分化したはずです。
ということは起こっていて当然です。また、
>更に、食料が少なくなれば、確信層にも十分配給できなくなり、階層として分解すると思われます。
ことも十分にあり得ると思います。
>市場経済に移行したらしいので、転落層はなんとしても這い上がろうとするでしょう。ここが革命に主体になるはずです。
市場経済とはいえ、真っ当な生産は少ないでしょうから、盗み、強盗、詐欺は当たり前、法の網をくぐる商売が横行しているはずです。
特権階級は有利ですが、上手に立ち回るものが財を成し、財力で特権階級に浸透するのは必定。
これも、社会学的ダイナミズムとして当然ですね。
>そこで、権力の中枢では何が起きているか?
>三代目への権力の委譲が話題になって、久しいのに変化が現れません。
>誰が3代目を継ごうと集団指導体制になるのは必定、金正日は後継者に信頼できる側近を作れるかどうか?
こういうときは派閥ができやすく、権力闘争が起きるのはよくある話です。
私はすでに、派閥抗争は起こっていると勘ぐっています。(証拠はもちろん出せません。単なる勘です)それぞれの派が、金正日の息子それぞれを旗頭にして争っているのでは? あるいはそれに、失脚したと言われている金正日の弟(今、フィンランド大使をしているのでしたっけ?)も絡んでいるかもしれません。
そして、これが私の邪推の行きつくところなのですが、それぞれの派閥は独自に中国の要人たちとの接触を謀っていると推測しています。
中共政府そのものが一枚岩か否かも不明ではありますが、それぞれ秘密裏に接触してきている北朝鮮の各派閥を観察しながら、どの派を金正日亡き後の傀儡政権のトップに据えるのが一番外聞も良く中国にとっても得策か、あれこれ検討しているのではないでしょうか?
>後継者権力闘争に経済改革が結びついたら、行き着く先は内乱です。
厚床さんが言われる「転落した」「動揺層」や「確信層」のなかから自発的な改革運動が起こってくれるのが、1番望ましいとは思います。そう願っています。
ただ、私は小心者のペシミストですので、おそらくは、中国をバックとする傀儡政権ができ、それが今の状態よりは「少しだけ」ましな社会を築く、というあたりに落ちつくのではないかという考えを捨て切れません。すくなくとも、当面は。
その後、ゆとりが生まれた社会から、さらに改革運動が起これば非常に結構なのですが。
以上私が思い描くシナリオに韓国やアメリカがどう絡むかで、成り行きはまた大きく変わってくるでしょう。
さて、どうなるのが日本にとって一番の国益でしょうかねぇ?
それでは失礼致します。
お答え、ご丁寧にありがとうございます。
厚床さんが今回提示された疑問は、非常に示唆に富んだものと思っております。ですから、その辺を私も考えてみました。
>人口が変わらないのなら、確信層(特権階級)が増加したに違いありません。
そもそも、人口が現在も2200万人という数字そのものは信頼するに足る情報なのでしょうか? 私はまず、その点から疑問なのですがどうなのでしょう? 私は、かなり水増しされた情報ではないかという「邪推」をしております。
しかし、これは邪推の域を出ませんから、正確な数字ということも想定して考えますと……
>二冊の本の記述は一致するから、石丸氏の推定300万人死亡はまず間違いない。
この点は、私も多くの書物やネットのサイトで見掛けます。おそらくほぼ正確なものでしょう。
>飢餓で死亡したのは敵対層(非抑圧民)、300万人といえば約半数です。
人口が変わらないのなら、確信層(特権階級)が増加したに違いありません。
2200万人の人口という数の正確さの如何に関わらず、餓死者の多くが、
>敵対層(非抑圧民)
であったことは容易に想像がつくといいますか、ほぼ常識的見解でしょう。さて、問題は、本当に、
>確信層(特権階級)が増加した
かどうかですね。私自身は、圧倒的な増加があり得るだろうかという思いが致します。ただし、よしんば確信層(特権階級)の増加がなくても(むしろ数字が不正確で特権階級の増加がなかったとしたら、なおさら)
>ここで配給を停止したことを加えれば、動揺層にも配給はなく、自前で食料調達に出ざるを得ません。企業所は停止しています。
結局、2極分化したはずです。
ということは起こっていて当然です。また、
>更に、食料が少なくなれば、確信層にも十分配給できなくなり、階層として分解すると思われます。
ことも十分にあり得ると思います。
>市場経済に移行したらしいので、転落層はなんとしても這い上がろうとするでしょう。ここが革命に主体になるはずです。
市場経済とはいえ、真っ当な生産は少ないでしょうから、盗み、強盗、詐欺は当たり前、法の網をくぐる商売が横行しているはずです。
特権階級は有利ですが、上手に立ち回るものが財を成し、財力で特権階級に浸透するのは必定。
これも、社会学的ダイナミズムとして当然ですね。
>そこで、権力の中枢では何が起きているか?
>三代目への権力の委譲が話題になって、久しいのに変化が現れません。
>誰が3代目を継ごうと集団指導体制になるのは必定、金正日は後継者に信頼できる側近を作れるかどうか?
こういうときは派閥ができやすく、権力闘争が起きるのはよくある話です。
私はすでに、派閥抗争は起こっていると勘ぐっています。(証拠はもちろん出せません。単なる勘です)それぞれの派が、金正日の息子それぞれを旗頭にして争っているのでは? あるいはそれに、失脚したと言われている金正日の弟(今、フィンランド大使をしているのでしたっけ?)も絡んでいるかもしれません。
そして、これが私の邪推の行きつくところなのですが、それぞれの派閥は独自に中国の要人たちとの接触を謀っていると推測しています。
中共政府そのものが一枚岩か否かも不明ではありますが、それぞれ秘密裏に接触してきている北朝鮮の各派閥を観察しながら、どの派を金正日亡き後の傀儡政権のトップに据えるのが一番外聞も良く中国にとっても得策か、あれこれ検討しているのではないでしょうか?
>後継者権力闘争に経済改革が結びついたら、行き着く先は内乱です。
厚床さんが言われる「転落した」「動揺層」や「確信層」のなかから自発的な改革運動が起こってくれるのが、1番望ましいとは思います。そう願っています。
ただ、私は小心者のペシミストですので、おそらくは、中国をバックとする傀儡政権ができ、それが今の状態よりは「少しだけ」ましな社会を築く、というあたりに落ちつくのではないかという考えを捨て切れません。すくなくとも、当面は。
その後、ゆとりが生まれた社会から、さらに改革運動が起これば非常に結構なのですが。
以上私が思い描くシナリオに韓国やアメリカがどう絡むかで、成り行きはまた大きく変わってくるでしょう。
さて、どうなるのが日本にとって一番の国益でしょうかねぇ?
それでは失礼致します。
これは メッセージ 31545 (attoko12345 さん)への返信です.
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