>>「当たり前」の日本人
投稿者: seijinkunnsi 投稿日時: 2003/08/24 01:45 投稿番号: [2668 / 44985]
地政学という分野は日本では現代日本では恐ろしく未発達
なぜならば、敗戦後の日本がとるべき防衛政策は「武装して米と同盟」「武装して米から自立」「武装中立」「非武装で米に依存」「非武装中立」など何通りもありえた。ところが、アメリカは戦後の日本に、非武装中立を意味する新憲法(9条)を押し付けたうえで、戦時中日本政府に投獄されていた左翼勢力を解放し「反米派」として育成した。
中ソ共産勢力が軍拡を続ける中、両国に近接した日本のような大国が国を守るのに「非武装」という選択肢はありえない。しかし、フランス型の「武装自立」やスウェーデン型の「(重)武装中立」では、アメリカが日本を基地として使えなくなるので困る。そこで、アメリカは日本の左翼を誘導して「非武装中立」を唱えさせ、武装自立や武装中立を説く現実派には、おもに左翼を使って「軍国主義者」のレッテルを貼らせて排斥した(このため、戦後半世紀近く日本の主要大学には地政学など軍事戦略をまじめに研究する講座がまったくなく、逆に非武装論を研究する無駄な講座が乱立した)。かくして、多様なはずの民意は「武装同盟(日米安保条約容認)」と「非武装中立」の2つに集約された。
アメリカは、日本の左翼から非武装中立に基づく安保反対論を、戦後数十年間浴びせられるが、そんなものは痛くも痒くもなかった。なぜなら、そんなバカげた政策は絶対に実現しないからだ(現に50年以上実現していない)。アメリカがみごとなのは、日本社会党(社民党)の土井たか子ら日本の左翼に「利用されている」ことをほとんど気付かせなかったことだ(左翼を「砕氷船」にして右翼の武装自立論を葬った)。かくして反米世論は無力化され、アメリカは日本の軍事基地を維持することに成功した。
ここを踏まえないとまた歴史問題にすりかえられて無限ループ。地政学とは何ぞやから入るのは時間がかかるぞ。このトピで地政学を語っても望む議論にはならんと思われる
これは メッセージ 2663 (muneobus さん)への返信です.
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