恋人さん
投稿者: lilasnosakukoro 投稿日時: 2004/12/05 11:31 投稿番号: [25621 / 44985]
おはようございます。
> それで、根っこは1つなのですか?その1つが問題なのでしょうね。
戦後の60年を経て、日本人は自己対象化能力が著しく退化したと確信しております。そして、その対象化能力の低下が、各人の自身に繋がったのならば個人レベルではまだ救われたかもしれません。
私が知っているある遠縁(すでに故人ですが)強烈な自信に満ち、天衣無縫に他人を振りまわしてなにも気にするところのない人でした。この人は、決して他人への陰口を吐いたことがありません。なぜなら、この人は他人の悪口は、どうどうとその人のまえで言うだけだったからです。
多くの人がそのために傷付きました。
ですが、この人が亡くなった後、この人に対して含みを残す人を私は今まで見たことがありません。私自身散々なことを言われましたが、この人を思い出すとき、苦々しい感情は一つとして心のなかにないのです。
このような人は、現在日本においてはきわめて稀としか思えません。
皆が正確な自己対象化を怠り、その副産物として過度な自信を持って生き、周囲はそのために生じる傷も堂々と覚悟の上で受け入れる、という生きかたは遠いものとなりました。
皆が自分に自信を失い、だからこそ、自分より劣るものをあれこれ見つけ出してはそれへの批判をさも理屈づけてはとうとうと述べ、あげく同じ見解の仲間を募っています。自分だけで、自分が批判をおこなうことにすらも自信を持てないのです。
それこそが、私は戦後、もっと言えばバブル経済崩壊後の日本を覆っている空気だと確信しています。
そもそも近隣の地域との統廃合ですら、「これこれのことをすればメリットになりますよ」という文言よりも、「こっちと合併すればこんなデメリットがおこりますよ」という文言のほうが目に付くように感じております。
私は以前から小説家小野不由美さんの言葉をよく引用しておりますが、ますますこの言葉の重要性を噛み締める毎日です。
「責難は成事にあらず」(語意:他者を批判したり、難詰することは、自らがなにごとかを成したということではない)
以上です。
失礼します。
> それで、根っこは1つなのですか?その1つが問題なのでしょうね。
戦後の60年を経て、日本人は自己対象化能力が著しく退化したと確信しております。そして、その対象化能力の低下が、各人の自身に繋がったのならば個人レベルではまだ救われたかもしれません。
私が知っているある遠縁(すでに故人ですが)強烈な自信に満ち、天衣無縫に他人を振りまわしてなにも気にするところのない人でした。この人は、決して他人への陰口を吐いたことがありません。なぜなら、この人は他人の悪口は、どうどうとその人のまえで言うだけだったからです。
多くの人がそのために傷付きました。
ですが、この人が亡くなった後、この人に対して含みを残す人を私は今まで見たことがありません。私自身散々なことを言われましたが、この人を思い出すとき、苦々しい感情は一つとして心のなかにないのです。
このような人は、現在日本においてはきわめて稀としか思えません。
皆が正確な自己対象化を怠り、その副産物として過度な自信を持って生き、周囲はそのために生じる傷も堂々と覚悟の上で受け入れる、という生きかたは遠いものとなりました。
皆が自分に自信を失い、だからこそ、自分より劣るものをあれこれ見つけ出してはそれへの批判をさも理屈づけてはとうとうと述べ、あげく同じ見解の仲間を募っています。自分だけで、自分が批判をおこなうことにすらも自信を持てないのです。
それこそが、私は戦後、もっと言えばバブル経済崩壊後の日本を覆っている空気だと確信しています。
そもそも近隣の地域との統廃合ですら、「これこれのことをすればメリットになりますよ」という文言よりも、「こっちと合併すればこんなデメリットがおこりますよ」という文言のほうが目に付くように感じております。
私は以前から小説家小野不由美さんの言葉をよく引用しておりますが、ますますこの言葉の重要性を噛み締める毎日です。
「責難は成事にあらず」(語意:他者を批判したり、難詰することは、自らがなにごとかを成したということではない)
以上です。
失礼します。
これは メッセージ 25582 (koibitonoirumachikado さん)への返信です.
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