崔殿>血統主義と出生地主義
投稿者: kokusaikouhou666 投稿日時: 2004/10/19 17:50 投稿番号: [23896 / 44985]
>在日外国人問題を考えた結果、僕の結論は、国籍を出生地主義に変更すれば全て解決にならないでしょうか?
いきなり難問を・・(笑
現象的には、元々が殖民国家だったアメリカやカナダ等は血統主義ではなく出生地主義を採用し、早い時期から「中央政府」が確立していた国家は血統主義を採用している・・・ということですが、では日本が血統主義を捨てて出生地主義を採用できるかというと・・・かなり疑問だろうなぁと思います。
血統主義を採用するには、採用するための前提となり得る「血統」の同一性及びこれを前提とした価値観がかなりのレベルで確立していることが必要ですが、前提事実(血統の同一性及びこれを前提としか価値観)と一致した法制度(この場合血統主義)が相当期間適用され続けると、当該制度を前提とした権利関係(広い意味で「既得権」と言っても良いかもしれません)が確立されてくる上に、法制度に裏付けられることにより価値観も更に強固なものになります。
こうなると、当該制度を維持することがその国家にとって看過できない程深刻な不利益乃至不合理性を齎さない限り、制度の改変は困難であると思います。
在日2世、3世にとっては深刻な問題だとは思いますが、非常に冷たい言い方をすれば、在日2世、3世にとって深刻であるということと日本という国家にとって不合理であるということは同義ではありませんから、血統主義を出生地主義に改める必要性は、少なくとも日本国家にはない、ということになるのではないかと思います。
そして個別的な不具合は、個別的な対応、例えば帰化要件の緩和で解決すれば足るという結論になるのだと思います。
余り時間がないので、取敢えず今回はこの程度でお許し下さいm(__)m
これは メッセージ 23886 (choiboomyoung さん)への返信です.
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