総連、改善進む!
投稿者: crona45r361 投稿日時: 2004/10/18 13:38 投稿番号: [23821 / 44985]
現代コリアのコラムです。
朝鮮総聯の危機的状況
佐藤勝巳(現代コリア研究所長)
いままで、朝鮮総聯の日本語機関紙『朝鮮時報』は、週2回刊であった。同紙11月4日号は、今後同紙を週1回刊にする旨の告示を一面左端に小さく掲載した。
『朝鮮画報』も既に刊行が止まっている。300名いた総聯中央の役職員を半分ほどに削減、余剰人員は地方組織に配置転換をする。配転後3年間は総聯中央が給料を補償するが、後は自力で生活費を工面せよ、と言う「合理化」を進めている。 また、朝鮮信用組合は、従業員に集める預金目標を設定、それが実現できなければ、事実上退職となる。日本では通常こういうのを「合理化」とかリストラと呼んでいる。そうしないと企業が競争に負け、経営が危うくなる時にとられる措置である。
日本国内で北朝鮮を支持する団体は、朝鮮総聯だけで競争者はいない。それなのに前記のようなことが起きているのは、財政難が原因とみるべきであろう。ある在日朝鮮人は、カネが集まらない理由を次のように説明してくれた。総聯傘下の朝鮮人企業家たちは、
1)バブル経済破綻による後遺症(特に、パチンコ経営者が、株や土地取り引きに手を出し、大きな赤字を出し、それの穴埋めをしている)で大口カンパどころの騒ぎではない。
2)在日朝鮮人企業家の世代交代によって「民族」「祖国」「偉大なる指導者」などの殺し文句が通用しにくくなっている。所謂「祖国離れ」が進んで、カネが集まらなくなっている。
3)彼らが支持している北朝鮮は、何時までたっても党や国家のトップ不在。日を追って食料危機は深化し、解決の見通しは全く立っていない。至るところで泥棒を始め、強盗が横行している。政治・経済・社会が破綻し「奇跡」でも起きなければ北朝鮮の再建はない。企業人たちは、そんなところにカネを出しても意味がないと 考え出している、と語っていた。
4)金日成が死亡。総聯韓徳銖議長の事実上の引退。日朝双方で権力が一世から二世世代に順調に移行するはずだった。ところがこの時期に相前後して社会主義諸国の崩壊と日本のバブル経済の破綻が襲ってきた。そして北朝鮮では、金正日のトップ就任どころか一日千人の餓死者が出ているとの話が公然と語られている。総聯では職員の首切りをせざるを得ない状況にある。
来年の今頃、朝鮮半島がどうなっているのか、誰も予測できない末期症状が徐々に顕在化して来ている。
(1996.11.12)
朝鮮総聯の危機的状況
佐藤勝巳(現代コリア研究所長)
いままで、朝鮮総聯の日本語機関紙『朝鮮時報』は、週2回刊であった。同紙11月4日号は、今後同紙を週1回刊にする旨の告示を一面左端に小さく掲載した。
『朝鮮画報』も既に刊行が止まっている。300名いた総聯中央の役職員を半分ほどに削減、余剰人員は地方組織に配置転換をする。配転後3年間は総聯中央が給料を補償するが、後は自力で生活費を工面せよ、と言う「合理化」を進めている。 また、朝鮮信用組合は、従業員に集める預金目標を設定、それが実現できなければ、事実上退職となる。日本では通常こういうのを「合理化」とかリストラと呼んでいる。そうしないと企業が競争に負け、経営が危うくなる時にとられる措置である。
日本国内で北朝鮮を支持する団体は、朝鮮総聯だけで競争者はいない。それなのに前記のようなことが起きているのは、財政難が原因とみるべきであろう。ある在日朝鮮人は、カネが集まらない理由を次のように説明してくれた。総聯傘下の朝鮮人企業家たちは、
1)バブル経済破綻による後遺症(特に、パチンコ経営者が、株や土地取り引きに手を出し、大きな赤字を出し、それの穴埋めをしている)で大口カンパどころの騒ぎではない。
2)在日朝鮮人企業家の世代交代によって「民族」「祖国」「偉大なる指導者」などの殺し文句が通用しにくくなっている。所謂「祖国離れ」が進んで、カネが集まらなくなっている。
3)彼らが支持している北朝鮮は、何時までたっても党や国家のトップ不在。日を追って食料危機は深化し、解決の見通しは全く立っていない。至るところで泥棒を始め、強盗が横行している。政治・経済・社会が破綻し「奇跡」でも起きなければ北朝鮮の再建はない。企業人たちは、そんなところにカネを出しても意味がないと 考え出している、と語っていた。
4)金日成が死亡。総聯韓徳銖議長の事実上の引退。日朝双方で権力が一世から二世世代に順調に移行するはずだった。ところがこの時期に相前後して社会主義諸国の崩壊と日本のバブル経済の破綻が襲ってきた。そして北朝鮮では、金正日のトップ就任どころか一日千人の餓死者が出ているとの話が公然と語られている。総聯では職員の首切りをせざるを得ない状況にある。
来年の今頃、朝鮮半島がどうなっているのか、誰も予測できない末期症状が徐々に顕在化して来ている。
(1996.11.12)
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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