北朝鮮

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>英語&中国語のわかる方へ。

投稿者: lilasnosakukoro 投稿日時: 2004/09/29 12:09 投稿番号: [22364 / 44985]
>李殿

  ここからは、こんにち綿雲。

  私は英語も中国語もまるでだめだけど、漢文学をちょこっとだけかじった人間として、嘴突っ込みます。


>冬と雪をかけて、何となく情緒があるような表現にしてますよね。

こんな表現って、英語や中国語はどうなんでしょう。


  こんな漢詩はいかがですか?

http://www.jah.ne.jp/~fuuryusi/kannsi.htm

>神情詩/顧凱之

春水満四澤/夏雲多奇峯

秋月揚明輝/冬嶺秀孤松

*
春は水満々にして沢を満たし、夏は峻烈な峰の上に雲 は沸き立つ。秋ともなれば月青くして輝きに辺りは冴え静まり、冬は雪を戴いた松に普遍の趣を感づ。

春夏秋冬を普く表現をしている一句です。東洋人の心情を簡潔にして的確に表現をしている所が好きです。物事を簡潔に言い現す事は中々難しい物です。「春は水、夏は雲、秋は月、冬は松」、古来、四季の表現方法は現在の様とちっとも変ってない事が、改めて判ります。その上に漢詩ならではの壮大なスケールで自然を謳いあげています。日本人の私達には無い、宇宙観すら覗けます。


  私はこっちも好きですが。

>鹿柴/王維

空山不見人/但聞人語響

返景入深林/復照青苔上

*
「鹿柴」とは鹿を飼っておく為の木柵。

人気の無い山なれど、何処かにか樵の声が伝わってくる。夕日は森の中を音も無く差し込め、緑に輝く苔を縞模様に染めていく。

静寂の美を見事に謳い上げている。微かな樵の声が一層に静寂感を深め、微音の方が返って無音より静かである。夕日を受けて苔の青さも又一段と増し、森の深閑とした様が美しい限りである。

私もこれと似た思い出が有る。もう20年にも前に成るが私が師とする先生のお宅を尋ねたときである。師が申された。「深谷君話が有るから。」そして茶室に通された。茶室は八畳ほどの広さが有り、既に炉が切られ炭が灯っている。師は黙々として茶を入れている。時折炭のはじける音が少し聞こえる。まだ師は黙して一心に茶を入れている。私は不安に成ってきた。師は先程話しが有るからと申されたのに。

暫くしてその話の意味が分かってきたのである。茶室には夕日が音も無く差し込め、辺りを静かに輝かせているのである。そしてその夕刻の一時を一緒に持ちたかった師の想いが判ってきたのである。師は最後まで無口で有った。そしてその師も今は魂棚の人です。この話は20年の歳月を経ていますが今でも私の脳裏の中に消えぬ思い出と成って輝いています。あの日の夕日と共に。合掌。


  たとえ現在の中国人の多くが日本人にとって「○度が低い」とも言いたくなるような状態であっても、やはり中華文明が生み出したもののなかには美しいものがたくさんあると思います。(異民族も含めて)
  それはそれで正当に評価できる民族でありたいですね。われわれ感性の高い日本人と、まさに同じ状況で暮らす在日は。
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