今年も歴史を振り返るべき時期2
投稿者: fujinohigumajp 投稿日時: 2003/08/11 19:00 投稿番号: [1957 / 44985]
<朝鮮半島と自共の勢力配分>
太平洋戦争末期にはアメリカもソ連も次の戦いの相手がお互いであろう事は充分すぎるほど理解していました(この時期ベルリンでは早々とミニ冷戦状態が起きています)。そもそも「敵の敵は味方」であるだけの非常に脆い同盟関係でした。
加えて中国ではアメリカ支援の国民政府が台湾へ追放されてしまいます。アジア大陸東沿部は赤一色になってしまいましたので当然日本から分離独立させた朝鮮半島の南半分は共産圏への圧力という意味でも最前線になりました。
ここでソ連と中国は北朝鮮を南へけしかけます。うまく行けば日本海という巨大な堀を得、軍事偏重をセーブしつつ勢力を安定出来たでしょう。アメリカ側は当然橋頭堡を失うわけにはいかないので必死に抵抗し(最悪戦術核の2〜3個は使用を覚悟していたようです)38度線での膠着状態に追い込みました。北朝鮮を潰さなかったのは直に中国やソ連と国境を接したくないからです。これらとの紛争は最悪MAD(相互確証破壊=最終戦争)の危険が高いからです。
軍事力は経済力を消耗するだけの存在なのでこれ以後両陣営は膨大な戦力を抱え国力消耗戦の様相を呈します。当然自由主義世界にとって得意分野ですのでこれは共産圏国家全ての体力を根こそぎ奪いました。
この戦争は共産世界の自滅という形で幕が閉じました。残ったものはトリガーを引くことしか知らない膨大な兵隊と荒廃した国土、北朝鮮だけではなく全ての共産国家が大なり小なりそうなりました(例外は冷戦期でもまだ余力を残していた中国だけ)。
冷戦の「終戦」より十余年、殆ど全ての共産国家で改革の嵐が吹き荒れました。改革しなければ国家が消滅するので嫌が上でもやらざるを得ませんでした。国家規模の縮小、軍事削減、資本導入、市場開放と考えられる限りの苦薬を飲みました、、、北朝鮮を除いて。
北朝鮮は本来ならいの一番に改革をやらなければいけない立場でした。冷戦の最前線だっただけに荒廃の模様も最前線になっていたからです。それにも関わらず何もしなかったのは改革が進んでいく共産国家群では非常に高い確率で政権の交代が進んでいるのに恐怖したと考えられます。つまり「自己の権力維持」が考察における最優先事項であるので改革策も形骸化したり力が無いものになったと思われます。
太平洋戦争末期にはアメリカもソ連も次の戦いの相手がお互いであろう事は充分すぎるほど理解していました(この時期ベルリンでは早々とミニ冷戦状態が起きています)。そもそも「敵の敵は味方」であるだけの非常に脆い同盟関係でした。
加えて中国ではアメリカ支援の国民政府が台湾へ追放されてしまいます。アジア大陸東沿部は赤一色になってしまいましたので当然日本から分離独立させた朝鮮半島の南半分は共産圏への圧力という意味でも最前線になりました。
ここでソ連と中国は北朝鮮を南へけしかけます。うまく行けば日本海という巨大な堀を得、軍事偏重をセーブしつつ勢力を安定出来たでしょう。アメリカ側は当然橋頭堡を失うわけにはいかないので必死に抵抗し(最悪戦術核の2〜3個は使用を覚悟していたようです)38度線での膠着状態に追い込みました。北朝鮮を潰さなかったのは直に中国やソ連と国境を接したくないからです。これらとの紛争は最悪MAD(相互確証破壊=最終戦争)の危険が高いからです。
軍事力は経済力を消耗するだけの存在なのでこれ以後両陣営は膨大な戦力を抱え国力消耗戦の様相を呈します。当然自由主義世界にとって得意分野ですのでこれは共産圏国家全ての体力を根こそぎ奪いました。
この戦争は共産世界の自滅という形で幕が閉じました。残ったものはトリガーを引くことしか知らない膨大な兵隊と荒廃した国土、北朝鮮だけではなく全ての共産国家が大なり小なりそうなりました(例外は冷戦期でもまだ余力を残していた中国だけ)。
冷戦の「終戦」より十余年、殆ど全ての共産国家で改革の嵐が吹き荒れました。改革しなければ国家が消滅するので嫌が上でもやらざるを得ませんでした。国家規模の縮小、軍事削減、資本導入、市場開放と考えられる限りの苦薬を飲みました、、、北朝鮮を除いて。
北朝鮮は本来ならいの一番に改革をやらなければいけない立場でした。冷戦の最前線だっただけに荒廃の模様も最前線になっていたからです。それにも関わらず何もしなかったのは改革が進んでいく共産国家群では非常に高い確率で政権の交代が進んでいるのに恐怖したと考えられます。つまり「自己の権力維持」が考察における最優先事項であるので改革策も形骸化したり力が無いものになったと思われます。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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