サンデーさん(2)
投稿者: lilasnosakukoro 投稿日時: 2004/06/18 16:43 投稿番号: [19406 / 44985]
2について:
被害者がわ:敵の司令官の指一本の動きでわれわれはこんな苦しい思いをしなければならなかったのか。許せない。
すぐにそう思える人々が果たして何人いるでしょう? それは、痛みや苦しみの直後ではないはずです。そして、やがてそう思うようになった人々に「同じ被害者である」1099年にエルサレムで殺された非戦闘員の人々は、
「指一本で殺されたあなたたちが特別な存在で、十字軍兵士の槍で突き殺されたわれわれはありきたりの被害者なのか?」
と問いかけることもあるでしょう。(実際に私は、被爆地で、自分の家族に被爆者はおらず父親が出征して苦労をなめたという女性から、「どうして被爆者だけが戦争被害者として特別扱いされなければならないの?」と聞かれたことがあります)
加害者がわ:「指の動き一本で莫大な成果が挙げられるなら、私は喜んで汚名を負う」と敵司令官が言い切ったら、そこでこの話は終わりです。なぜなら、
「私の軍にも多くの兵士がおり、彼らを1人でも無事に家族のもとに帰すのが私の使命なのだから」
と言う権利が彼にはあるからです。たとえそれが綺麗事でも、ロジック自体を否定はできません。
第三者として:2つに見解が分かれるでしょう。
あるがわは、「指1本の動きでこれだけ悲惨な被害をもたらすのは、やはり人間としてグロテスクなことだ」
別のがわは、「指1本の動きだけでこれだけの成果を挙げられるなら、一軍の総司令官としては実に評価すべきな決断だ」
ここからは、たしかに「3」の結論は導かれるかもしれない。しかし、それは「異常さ」ということがプラスにもマイナスにも評価できるという面を伴っています。
3について:
1からは多分3は導き出せない。
2からは「異常さ」そのものは導き出せても、それはプラスにもマイナスにも評価できる。
だとすれば、ここから「4」に繋げるのは逆に簡単かもしれない。核兵器もその他の武器も、「人を殺す武器」であることには違いないのだから。だから、例のテーマは実はこういうべきなのでしょう。
・どんな武器であれ、それで殺されるために子供を産むわけではない。
だけどここには落とし穴があります。
だとしたら、なぜ核兵器の悲惨さをことさら強調する必要があるのか? すべての武器についてそれを言うべきだ。
4について
すべての武器は、「核」であれ、「銃」であれ、おそらく悲惨なものだ。人から産まれた人を同じ人が殺す、それそのものが悲惨なのだから。
その結論で終わりにできますか? 実は、「武器」とはそもそもなにものなのか、という問いが待っています。核や銃に限らず、場合によれば箒の柄でだって人は殺せます。(冗談でいっているのではありません)そして、やはりその時、1人の母が言うでしょう。
「私はこの子を、箒の柄で殺されるために産んだんじゃない」
さあこの時、サンデーさんは「箒の柄」というものをどうなさいます?
サンデーさん、お願いです。
どうか私を論破してください。
被害者がわ:敵の司令官の指一本の動きでわれわれはこんな苦しい思いをしなければならなかったのか。許せない。
すぐにそう思える人々が果たして何人いるでしょう? それは、痛みや苦しみの直後ではないはずです。そして、やがてそう思うようになった人々に「同じ被害者である」1099年にエルサレムで殺された非戦闘員の人々は、
「指一本で殺されたあなたたちが特別な存在で、十字軍兵士の槍で突き殺されたわれわれはありきたりの被害者なのか?」
と問いかけることもあるでしょう。(実際に私は、被爆地で、自分の家族に被爆者はおらず父親が出征して苦労をなめたという女性から、「どうして被爆者だけが戦争被害者として特別扱いされなければならないの?」と聞かれたことがあります)
加害者がわ:「指の動き一本で莫大な成果が挙げられるなら、私は喜んで汚名を負う」と敵司令官が言い切ったら、そこでこの話は終わりです。なぜなら、
「私の軍にも多くの兵士がおり、彼らを1人でも無事に家族のもとに帰すのが私の使命なのだから」
と言う権利が彼にはあるからです。たとえそれが綺麗事でも、ロジック自体を否定はできません。
第三者として:2つに見解が分かれるでしょう。
あるがわは、「指1本の動きでこれだけ悲惨な被害をもたらすのは、やはり人間としてグロテスクなことだ」
別のがわは、「指1本の動きだけでこれだけの成果を挙げられるなら、一軍の総司令官としては実に評価すべきな決断だ」
ここからは、たしかに「3」の結論は導かれるかもしれない。しかし、それは「異常さ」ということがプラスにもマイナスにも評価できるという面を伴っています。
3について:
1からは多分3は導き出せない。
2からは「異常さ」そのものは導き出せても、それはプラスにもマイナスにも評価できる。
だとすれば、ここから「4」に繋げるのは逆に簡単かもしれない。核兵器もその他の武器も、「人を殺す武器」であることには違いないのだから。だから、例のテーマは実はこういうべきなのでしょう。
・どんな武器であれ、それで殺されるために子供を産むわけではない。
だけどここには落とし穴があります。
だとしたら、なぜ核兵器の悲惨さをことさら強調する必要があるのか? すべての武器についてそれを言うべきだ。
4について
すべての武器は、「核」であれ、「銃」であれ、おそらく悲惨なものだ。人から産まれた人を同じ人が殺す、それそのものが悲惨なのだから。
その結論で終わりにできますか? 実は、「武器」とはそもそもなにものなのか、という問いが待っています。核や銃に限らず、場合によれば箒の柄でだって人は殺せます。(冗談でいっているのではありません)そして、やはりその時、1人の母が言うでしょう。
「私はこの子を、箒の柄で殺されるために産んだんじゃない」
さあこの時、サンデーさんは「箒の柄」というものをどうなさいます?
サンデーさん、お願いです。
どうか私を論破してください。
これは メッセージ 19405 (lilasnosakukoro さん)への返信です.
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