リラさんゑ〜
投稿者: worst_human83 投稿日時: 2004/06/07 00:05 投稿番号: [19069 / 44985]
>私の精神世界に最初に突き刺さった本が岩波新書の『魔女狩り』であったことは、先に書きましたよね。小学校5年生の私は、自分の信じた正義にわき目も振らずに突き進んでいく人間が陥る恐ろしさをいやと言うほど味わいました。以前も書いたと思いますが、読み終えてしばらく、両手のひらを握り締めガタガタ震えていたのです。あの時の気持ちは多分一生忘れないと思います。
小学五年生で魔女狩りなんてものを読んだら、一生忘れられなくもなるわなあ・・・
正義ってのは一種の免罪符ですからね。それさえ振りかざしていれば何をやっても許されると思ってしまうもんです。
幕末の攘夷浪士がやった「御用盗」もおすですし。
>そしてはるかに時を経て、私はウンベルト・エーコの『薔薇の名前』に出会いました。映画の中ではショーン・コネリー扮する修道士が、異端審問に引き出されようとするかつての異端運動参加者にこう言います。
幾何学者(だよね?)が書いたにしては、随分と掘り下げてますよね、あれ。
俺も見ましたが、全体を通してのイメージが暗すぎて・・・嫌になるwラストの呟きはなんとも言えませんな。
>「福音書が説く貧者への愛を、金持ちへの見境のない憎しみと履き違えたかつての罪……」
宗教が持つ歪みですね。これこそ自分だけは正義の行いを貫こうとした人間の心理を突いた言葉ですね。宗教という純化性を求める考えについてまわる弊害ですね。
>エーコは、赤い旅団などの過激派左翼組織のテロが荒れ狂った時代を思い描きながらこの作品を書いたと言われていますね。彼は、運動を起こす者とそれを弾圧する者がやがてはまるで近親憎悪で引き合うかのように、精神的に近似値になっていくありさまを伝えたかったのでしょう。
>そしてそれは、運動家・革命家から目的を達して権力者となってしまった人間たち自身の中にも起こることだと思うのです。
暴発するものと、暴発を潰すものと・・・どちらも次第に狂気に支配されていますね。どちらとも、ベクトルが正反対に向いていたのなら、そっくり入れ替わるくらい似ているんでしょうね。
近親憎悪まんまだなw
運動家、革命家が権力者となれば、こんどはそれを守るために、運動家・革命家を弾圧し始める・・・歴史は繰り返しますなあ。俗物的な事を学び、本質的なことを学ぼうとしないのは人間のサガなのかもしれない。
赤い旅団といえば、最近も結構聞きますね〜。
>私は日曜学校育ちの人間ですから、この系譜の中にジャン・カルヴァンを加えたいと思います。
中高の教科書を見る限り、カルヴァンはあたかもキリスト教の新境地を切り開き、その正義感で新教を立ち上げた硬骨漢・・・ってな感じですよねw
カルヴァンも若い頃は革命家。運動家で、権力者(というか名士か?)になってからは弾圧をし始める・・・カルヴァンも自己の幻想からは逃れられなかったんだなあ、と思います。
小学五年生で魔女狩りなんてものを読んだら、一生忘れられなくもなるわなあ・・・
正義ってのは一種の免罪符ですからね。それさえ振りかざしていれば何をやっても許されると思ってしまうもんです。
幕末の攘夷浪士がやった「御用盗」もおすですし。
>そしてはるかに時を経て、私はウンベルト・エーコの『薔薇の名前』に出会いました。映画の中ではショーン・コネリー扮する修道士が、異端審問に引き出されようとするかつての異端運動参加者にこう言います。
幾何学者(だよね?)が書いたにしては、随分と掘り下げてますよね、あれ。
俺も見ましたが、全体を通してのイメージが暗すぎて・・・嫌になるwラストの呟きはなんとも言えませんな。
>「福音書が説く貧者への愛を、金持ちへの見境のない憎しみと履き違えたかつての罪……」
宗教が持つ歪みですね。これこそ自分だけは正義の行いを貫こうとした人間の心理を突いた言葉ですね。宗教という純化性を求める考えについてまわる弊害ですね。
>エーコは、赤い旅団などの過激派左翼組織のテロが荒れ狂った時代を思い描きながらこの作品を書いたと言われていますね。彼は、運動を起こす者とそれを弾圧する者がやがてはまるで近親憎悪で引き合うかのように、精神的に近似値になっていくありさまを伝えたかったのでしょう。
>そしてそれは、運動家・革命家から目的を達して権力者となってしまった人間たち自身の中にも起こることだと思うのです。
暴発するものと、暴発を潰すものと・・・どちらも次第に狂気に支配されていますね。どちらとも、ベクトルが正反対に向いていたのなら、そっくり入れ替わるくらい似ているんでしょうね。
近親憎悪まんまだなw
運動家、革命家が権力者となれば、こんどはそれを守るために、運動家・革命家を弾圧し始める・・・歴史は繰り返しますなあ。俗物的な事を学び、本質的なことを学ぼうとしないのは人間のサガなのかもしれない。
赤い旅団といえば、最近も結構聞きますね〜。
>私は日曜学校育ちの人間ですから、この系譜の中にジャン・カルヴァンを加えたいと思います。
中高の教科書を見る限り、カルヴァンはあたかもキリスト教の新境地を切り開き、その正義感で新教を立ち上げた硬骨漢・・・ってな感じですよねw
カルヴァンも若い頃は革命家。運動家で、権力者(というか名士か?)になってからは弾圧をし始める・・・カルヴァンも自己の幻想からは逃れられなかったんだなあ、と思います。
これは メッセージ 19028 (lilasnosakukoro さん)への返信です.
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