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ヨタロウさん

投稿者: lilasnosakukoro 投稿日時: 2004/05/17 19:50 投稿番号: [18032 / 44985]
  ご感想、ありがとうございました。

>いつの時代もすぐれた女性は「存在感の希薄」を拒絶する傾向があります。

  「存在感の希薄」ですか。
  正直な感覚として、非常によくわかる気もします。一時期は、この私自身にそういうような気持ちが強かった時期もありますから。

>ヘロディアとサロメの「存在感の希薄の拒絶」をもっと強烈にエロスの極北を描く感じで書いていただきたい^^;

  私はですね、ヘロディアはともかく、サロメに熱烈なエロスを感じるのは、男の人の美しい幻影のような気がします。
  聖なる男(ヨカナーン)と背徳の少女(サロメ)の愛と憎悪の物語って、男の人、大好きでしょ?   いえまあ、私もノリ的には好きですが。
  男性の中には、「殺してでも自分のものにしたい、と思われるくらい、1人の女に愛されてみたい」という潜在的な願望があるんじゃないですか?

>一夫一婦の現代から、不倫というものを一夫多妻?の古代にあてはめるのは、どうかなと思うとこが私にはあります

  くわしくは、世界史トピのほうをご覧ください、というべきなのでしょうね。
  さわりだけ。
  多分あの時代(キリスト出現の時代)、ユダヤ教の禁忌はすさまじいものがあったと思います。一方では、政治的にローマに服属していた時代ですから、文化・宗教の面では、それを埋め合わせようとでもするかのように精神主義が荒れ狂っていたのでは?   政治的独立を脅かされている民族ほど、精神主義に走りますからね。そうしなければ、民族的なアイデンティティが崩壊しかねませんし。その時代に、支配者階級の男女が国教の戒律を犯せば、非難ごうごうでしょう。ヘロディアと夫のヘロデ・アンティパスは、そうとう追いつめられたと思いますよ。


>今回の雅子さまのことも、それに当てはまるように思います。

  正直なところ、私は雅子妃の内面にはそれほど興味が湧かないのです。私の一番の興味は、彼女が果たすべきはずの「役割」であり、そのことに対してどれだけ賢く対応していける人なのか、という、使命感・責任感の理解度と順応度の問題です。
  私の雅子妃は、人格ではなく、役割への代入項なのかもしれませんね。


  それでは。
  (「ヘロディア」、よろしく)

P.S.
  「存在感の希薄」というなら、金正日という人ほど、自分の存在感の希薄に襲われている人もいないかもしれない、と思うことがあります。彼のやっていることって、父親が引いたレールそのままですから。いつかどこかでそのレールがばっさり切れているかもしれないし、走っている列車のほうがばらばらに分解してしまうかもしれない、そのことまで含めて、ね。
  ……こんなこと書くと、「lilasnosakukoroは、金正日に同情的な下心をついに暴露した」
とか言われかねないなぁ。くわばら、くわばら。
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