横レス>政教分離
投稿者: kokusaikouhou666 投稿日時: 2004/04/07 16:06 投稿番号: [16030 / 44985]
政教分離というのは、実は線引きが難しい。
一般には、厳格型の代表がアメリカで、イギリス等は緩和型だとされている。
しかし、例えば厳格型の代表とされるアメリカでも、大統領は就任に当たってキリスト教の聖書に手を置いて宣誓することになっている(式を司るのは最高裁長官だが)。
個人的には、厳格型を貫くのは不可能に近いと思う。
例えば、今回違憲判決を出した裁判所も土曜日曜は休日になっているが、7日を以って1週間とし、7日の中に休日を設けるというのは、明らかに旧約聖書起源である。
つまり裁判所自身が特定の宗教の聖典の指示に従って業務を行なっているのであり、厳格に解すればこれも政教分離に反すると言わざるを得ない(裁判所に限らず役所は土日なしにで働け、というのも悪くないが・・・)。
現代の社会生活の中から、宗教起源のものをすべて除くことは不可能であることを率直に承認しつつ、政教分離の趣旨に沿って限定的に解するというのが「目的と効果説」である(基本的にはこれが最高裁の立場)。
結局、憲法が政教分離を認めた趣旨・目的に照らし合理的に考える他ない、と思う・・・。
これは メッセージ 16026 (worst_human83 さん)への返信です.
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