raratarisuさんへ
投稿者: lilasnosakukoro 投稿日時: 2004/03/20 01:10 投稿番号: [15271 / 44985]
ララタリス、ってお読みするのですか?
ファンタジー小説に出てくる姫君の名前のようですね。ステキな響きです。
>トーマスさんと思いますが本が山済みで何を読んで知ったかわからないんです
ありがとうございました。こちらでも調べてみますね。
>途中イギリスと不和になると、反逆という立場にたたされそのまま日本に住み
、彼は小さな問題より地球各国レベルでかんが得られる人かと思います。私見ですが。彼は、自分の栄誉もある立場を払拭し
個人の意見として晩年活動された・・・。
と、思います
彼は生涯独身で勤勉でした・・と思います
また、彼にたいする当時のイギリスの対応はいかんせん戦争等はいえ難しいです
おそらく、ご自身の信念を貫くために、一時的に祖国に反逆したという形になることも覚悟の上で行動されたかたなのでしょう。なにかを貫こうとする時には、そのほかのものは捨てざるを得なくなる時が訪れることがありますね。人間の手は世界全体に対してあまりにも小さいので、両手に納まるものはどうしても限られてしまいますし。
自分にとってなにが一番大切かを見つめそれを選んだ責任を取る人のことを、私は尊敬します。たとえそれが、この日本、もしくはこの私自身に敵対する行為として表わされたとしても、です。
>悲しく実直なお話ですね
言葉がありません
>正直で真面目で懸命に忠実に生きることは、辛く 不謹慎かもしれませんが
生きるためにその個人として輝いています
私があの文章をUPした意図を正確に理解してくださるかたがおられたということが、なによりの私への励ましです。(少し気落ちしていましたので)
『剣ヶ崎』の結びは、次のようになっています。
※ ※ ※
「大日本帝国海軍中佐李慶明之墓、やはり戒名などつけないこの方がよかったな」
「お祖父さんの主張でしたね」
「そうだったな。鉄の意志をもった兄に比べ、日本の軍人として自決したこの男は、やはり日本人だったよ。韓国人は彼を責め、日本人は彼を忘れるだろうが、肉親だけは彼を理解できるな」
兄が言ったように、混血が罪悪だとしたら、李慶明は独りでそれに耐え、日本の敗戦とともに自決を選んだのが唯一の道だったのだろう。次郎はそう思った。
「親父と会って、なにか得るところがあったかな?」
「血が繋がっているにせよ、日本人と韓国人の立場は守らねばならない、父はそう言っていました」
「おまえは、それをどう受けとったのだ?」
「きびしい世界だと思いました。もちろん、それがいちばん正しい生きかただ、とも思いました」
(中略)
彼は、硬く澄んだ冬の空を見上げ、たいそう永い道を歩いて来たものだ、と思った。そして、終戦直後のあの暗かった夏の翳が、少しずつ薄れてゆくのを感じた。父に比べれば、自分達兄弟の迷いや苦しみは、ささやかだったかも知れないが、とにかくひとつの宿命を乗りこえられた、と思った。
>トーマスさんと思いますが本が山済みで何を読んで知ったかわからないんです
ありがとうございました。こちらでも調べてみますね。
>途中イギリスと不和になると、反逆という立場にたたされそのまま日本に住み
、彼は小さな問題より地球各国レベルでかんが得られる人かと思います。私見ですが。彼は、自分の栄誉もある立場を払拭し
個人の意見として晩年活動された・・・。
と、思います
彼は生涯独身で勤勉でした・・と思います
また、彼にたいする当時のイギリスの対応はいかんせん戦争等はいえ難しいです
おそらく、ご自身の信念を貫くために、一時的に祖国に反逆したという形になることも覚悟の上で行動されたかたなのでしょう。なにかを貫こうとする時には、そのほかのものは捨てざるを得なくなる時が訪れることがありますね。人間の手は世界全体に対してあまりにも小さいので、両手に納まるものはどうしても限られてしまいますし。
自分にとってなにが一番大切かを見つめそれを選んだ責任を取る人のことを、私は尊敬します。たとえそれが、この日本、もしくはこの私自身に敵対する行為として表わされたとしても、です。
>悲しく実直なお話ですね
言葉がありません
>正直で真面目で懸命に忠実に生きることは、辛く 不謹慎かもしれませんが
生きるためにその個人として輝いています
私があの文章をUPした意図を正確に理解してくださるかたがおられたということが、なによりの私への励ましです。(少し気落ちしていましたので)
『剣ヶ崎』の結びは、次のようになっています。
※ ※ ※
「大日本帝国海軍中佐李慶明之墓、やはり戒名などつけないこの方がよかったな」
「お祖父さんの主張でしたね」
「そうだったな。鉄の意志をもった兄に比べ、日本の軍人として自決したこの男は、やはり日本人だったよ。韓国人は彼を責め、日本人は彼を忘れるだろうが、肉親だけは彼を理解できるな」
兄が言ったように、混血が罪悪だとしたら、李慶明は独りでそれに耐え、日本の敗戦とともに自決を選んだのが唯一の道だったのだろう。次郎はそう思った。
「親父と会って、なにか得るところがあったかな?」
「血が繋がっているにせよ、日本人と韓国人の立場は守らねばならない、父はそう言っていました」
「おまえは、それをどう受けとったのだ?」
「きびしい世界だと思いました。もちろん、それがいちばん正しい生きかただ、とも思いました」
(中略)
彼は、硬く澄んだ冬の空を見上げ、たいそう永い道を歩いて来たものだ、と思った。そして、終戦直後のあの暗かった夏の翳が、少しずつ薄れてゆくのを感じた。父に比べれば、自分達兄弟の迷いや苦しみは、ささやかだったかも知れないが、とにかくひとつの宿命を乗りこえられた、と思った。
これは メッセージ 15189 (raratarisu さん)への返信です.
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