とりあえず拾った分2
投稿者: shamisengai 投稿日時: 2004/01/21 19:41 投稿番号: [12089 / 44985]
「米は半島の主要作物」の随一である。その産額年一千万石内外、輸移出高五百八十万石余りに達し、始政当時に比し前者に於いて約五割、後者に於いて約十一倍の「増加を示している。その耕地は、水田百五十七万町歩、畑二百八十四万町歩、火田十五万町歩で耕地となしえる未墾地はまだまだある。朝鮮総督府はこの点に着眼して、産米増殖計画を樹て耕地の拡張と改良に努めている。これが完成の暁には、日本の食糧問題と人口問題が解決せらるることであろう。
「その他麦の一千万石」大豆の四百五六十万石等皆豊富に出来る、しかも綿の栽培は風土に適し、極北の一部を除いては到る所に栽培され、今や年産額一億六千万斤に上っている。煙草、果実、養蚕等もまた、朝鮮の風土に適している主要作物である。
「人参」は古来高麗人参と称して、不良長寿霊薬として、世界的名声を博している特産物であることは、普く知られている。
「赤い禿頭の山」この言葉は直ちに朝鮮を連想せしめるほど朝鮮は世界にも数少ない山国であるが。旧習の為めに乱伐され、全然荒廃されていたのだが、現在森林の面積千五百八十八万町歩全土の約七割一分を占め、今や全く面目を一新し木のない山は無い位いになった。然し林業は、国境の大森林を除き、利用期にあるというより保護期にあると言ってよい。
「金、銀、銅、鉄」等の金属は言うまでもなく、大理石花崗岩などの石材も、半島にはかなり豊富に埋蔵されているし、石炭も平壌の無煙炭を初め、咸鏡会寧方面には豊富な埋蔵量を持っている。
「海産」としては明太魚、鯖、鰯、鰊、鱈等はその主たるもので、皆様の夕食の膳を賑わす魚類が、朝鮮近海から送られていると聞けば知らない人は驚くであろう。朝鮮産と言えば、大阪住吉大蛤も、神戸名産の牛肉も、支那甘栗と銘うつ美味の栗も、その多くが朝鮮から送られているのである。この様に内地の人々は日常知らず識らずに、朝鮮の産物を数多く使っているから驚く。
「下関」を関釜連絡船で晩に出ると、翌朝は釜山に着く。航海時間約八時間。歌に名高い玄界灘も、何時通ったか分からない位である。朝鮮を遠い所と想ったのは昔の夢。大阪人の東京に旅するより近いのが、内鮮の交通である。釜山に着けば、奉天行きの汽車が待っている。四尺八寸半の広軌鉄道、大きい客車、ふんわりした座席、乗れば十時間で京城へ、二十二時間で安東につく。
「今や内地には大きな自然的圧迫がある」それは限られた容器につきざる産物をもらんとする圧迫である。それにも拘わらず、日本人の多数はその狭い故国に板付けになっている。そうして木で作った家の中で洋服を着てバタ臭い食物を食べダンスをすることを覚えて、自由の土の上でしんみり生きて行くことは省みようとしない。そしてそれが本当にいいことと思いこんでいるらしい。之等の人たちは、何故に鮮満こそ、本当に永久に生きる道の横つている所だと、考えないのだろうか。
「そこには人口と食料の問題」を解決すべき鍵はあるのではないか、やがて冷静な瞳に立ち返った時その真実の眼をたがはず鮮満の上に注ぐことを忘れないで頂きたい。
この後、満州編がありますが、省略します。
「その他麦の一千万石」大豆の四百五六十万石等皆豊富に出来る、しかも綿の栽培は風土に適し、極北の一部を除いては到る所に栽培され、今や年産額一億六千万斤に上っている。煙草、果実、養蚕等もまた、朝鮮の風土に適している主要作物である。
「人参」は古来高麗人参と称して、不良長寿霊薬として、世界的名声を博している特産物であることは、普く知られている。
「赤い禿頭の山」この言葉は直ちに朝鮮を連想せしめるほど朝鮮は世界にも数少ない山国であるが。旧習の為めに乱伐され、全然荒廃されていたのだが、現在森林の面積千五百八十八万町歩全土の約七割一分を占め、今や全く面目を一新し木のない山は無い位いになった。然し林業は、国境の大森林を除き、利用期にあるというより保護期にあると言ってよい。
「金、銀、銅、鉄」等の金属は言うまでもなく、大理石花崗岩などの石材も、半島にはかなり豊富に埋蔵されているし、石炭も平壌の無煙炭を初め、咸鏡会寧方面には豊富な埋蔵量を持っている。
「海産」としては明太魚、鯖、鰯、鰊、鱈等はその主たるもので、皆様の夕食の膳を賑わす魚類が、朝鮮近海から送られていると聞けば知らない人は驚くであろう。朝鮮産と言えば、大阪住吉大蛤も、神戸名産の牛肉も、支那甘栗と銘うつ美味の栗も、その多くが朝鮮から送られているのである。この様に内地の人々は日常知らず識らずに、朝鮮の産物を数多く使っているから驚く。
「下関」を関釜連絡船で晩に出ると、翌朝は釜山に着く。航海時間約八時間。歌に名高い玄界灘も、何時通ったか分からない位である。朝鮮を遠い所と想ったのは昔の夢。大阪人の東京に旅するより近いのが、内鮮の交通である。釜山に着けば、奉天行きの汽車が待っている。四尺八寸半の広軌鉄道、大きい客車、ふんわりした座席、乗れば十時間で京城へ、二十二時間で安東につく。
「今や内地には大きな自然的圧迫がある」それは限られた容器につきざる産物をもらんとする圧迫である。それにも拘わらず、日本人の多数はその狭い故国に板付けになっている。そうして木で作った家の中で洋服を着てバタ臭い食物を食べダンスをすることを覚えて、自由の土の上でしんみり生きて行くことは省みようとしない。そしてそれが本当にいいことと思いこんでいるらしい。之等の人たちは、何故に鮮満こそ、本当に永久に生きる道の横つている所だと、考えないのだろうか。
「そこには人口と食料の問題」を解決すべき鍵はあるのではないか、やがて冷静な瞳に立ち返った時その真実の眼をたがはず鮮満の上に注ぐことを忘れないで頂きたい。
この後、満州編がありますが、省略します。
これは メッセージ 12088 (shamisengai さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019565/kldabaaf_1/12089.html