とりあえず拾った分1
投稿者: shamisengai 投稿日時: 2004/01/21 19:39 投稿番号: [12088 / 44985]
「朝鮮の話」
「朝鮮」を未だ見ぬ国として想像して居る人々は、山も川も野も凡てが今でも荒廃そのもの様な状態に放棄されている未開の地と考えているようであるが、之等の人が一度朝鮮の土を踏んだならば、よくもこんなに内地化されたかと驚きの眼を放つ位で、朝鮮を未開の地文明人の住むべからず土地と考えられたのは、既に過去の夢である。
「朝鮮は乾ける国である」そこは、環境なり伝統なり国民性を別にして今日に及んでいるだけに、湿れる国の者には驚異に値する幾多の物を持っている。「住み替えて住むべき土地は乾ける国とぞ思う」誰でも言う事だが、朝鮮に三年住んだら内地などに住めないと言う。朝鮮の風景と言えば寂漠そのものの様に思われているが、世界に其の奇と雄大さとを誇るに足りる。
「金剛山」を初めとして、嘗ては咲き誇った新羅、高麗、百済の文化の後、その他至る所名所旧跡に乏しくない。朝鮮、満州と言えば、一般に寒い国を連想するようであるが、南部地方は内地の福井地方に同じく、中部は信濃地方に、また北部は函館地方と殆ど変わらない。殊に「三寒四温」と言って、三四日毎に寒暖交替するために、甚だ凌ぎやすい。
「朝鮮全土の面積」は一万四千三百十二方里、略内地本州に異ならない、其処には朝鮮人約千八百五十余万人に対し、内地人僅かに四十二万人である。それでどうして新同胞を導き教え彼等の間に伍して「内戦同化共昌共学」の理想を実現することが出来ようか、「この広い土地」は農業と言い、水産と言い、林業と言い相当天恵に富んでいるのだが唯資本と労力が足りないために未だ開発せられないものが多い。されば内地資本家諸君は朝鮮開発に向かって一考されんことを希望する。
これは メッセージ 12087 (shamisengai さん)への返信です.
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