続き〜〜^^
投稿者: worst_human83 投稿日時: 2004/01/07 20:13 投稿番号: [11238 / 44985]
サウジアラビアの国教をご存知でしょうか?それはスンニ派の下位派閥とされているワッハーブ派なのです。これだけでいったらサウジもスンニ派なのでは?とお思いでしょうが、建国久しい今日、初期の宗派の理想は忘れられ、サウジの国権を維持させているものは石油利益だけであるといえます。王族は対外的にはイスラム社会での盟主を自認しているため、耳障りの良い美辞麗句を並べ立てますが、それはあくまで対外的に、です。
王族は自分達の権力が未来永劫続くことだけを考えてるんで、イラクがシーア派となろうが自分達に不干渉であるなら、大した動揺はないと考えられます。
その他アラブ諸国も中東一の軍事力を擁したイラクには睨まれたくないので、表向きは寛容であると思います。また何より大事なのはサウジがシーア派台頭に寛容であるという事実が成立すれば、アラブ諸国は盟主の考えに着いていくでしょう。イスラム教徒の2大聖地を擁したサウジの影響力はかなりのものなのです。イラクは現状では、敗戦し戦争する力も衰えたように見えますが、いずれアメリカの肝煎りで様々な兵器を輸入すると観測されています。アメリカの方針は、「イラクを第二の日本にする」ですから。今のままでは失敗する公算の方が高いが・・・
ま、なんや色々で歓迎こそされないものの、暗黙の了解的措置が取られるように思う。
で、トルコ人のクルド人問題についてですが・・・
これは根深いですねー。かつてセーブル条約では「クルディスタン」の樹立が決定されながらも、4年後のローザンヌ条約では反故にされてしまった。これによりクルド人は二重に裏切られたとの気持ちを抱いた事でしょう。
トルコ政府はクルド人を「山岳トルコ人」とし、民族のアイデンティティーさえも認めていませんからねー。
が、イラク新政府ではクルド人にもそれなりのポスト、発言権が認められるのは確定的です(イラク戦争時、北部方面の陸軍主力はクルド人であったため。アメリカとの密約があったことは明白)。そのためイラクには今まで以上のクルド難民がイラクに流入することと思われます。これでトルコが自国から厄介者がいなくなるから喜ぶかと思ったらそうでもないようなんですなあ。トルコが恐れるのは、イラクがクルド人にその成り立ち、風俗、人権を認めることでクルド人為住みやすい土地にしてしまうことです。何故これを恐れるかというと、それはクルド人テロリストの「聖地」になり得るからです。
かつてイギリスにはIRAという世界で最も優れたテロ組織がありました。この集団が長く持続でき、またその戦力も衰える事がなかったのは南アイルランドという聖地があったからに他なりません。北アイルランドで犯罪を起こしても南に逃げ込めば捕まる事もなく、兵士が死んでも大勢のIRAシンパの次男坊たちが次から次へと兵士になりたいと志願してきます。そのため度重なるイギリスのSIS、SAS主導の殲滅作戦にも屈することなく、多大な被害をイギリスに与えました。
トルコはこれを恐れている思います。アイルランドがイラクで、イギリスがトルコ・・・って位置関係になるんだけどね。しかし現状ではイラク戦争に参戦しなかったから、イラク新政権に口出しも出来ず、かといって自国のクルド人を弾圧する事も出来ずです、アメリカにも空港を貸さなかったから要請は出来ず・・・で、しばらく静観するものと思われます。今の状況では下手に軽挙妄動しては事態を悪くするだけですからね。
トルコ政府が望んでいるのはクルド人穏健派とでも言うべき人たちが出てくることなんでしょう。超他力本願だなあ。
今入ったニュースですが、イラクはその国土を五分割するそうだね。で、スレイマニアやアルビルなどはクルド人自治区としてかなりの主権(かなり画期的なこと!!!)が認められるようだ。キルクークもクルド人区になるのは時間の問題だな。
王族は自分達の権力が未来永劫続くことだけを考えてるんで、イラクがシーア派となろうが自分達に不干渉であるなら、大した動揺はないと考えられます。
その他アラブ諸国も中東一の軍事力を擁したイラクには睨まれたくないので、表向きは寛容であると思います。また何より大事なのはサウジがシーア派台頭に寛容であるという事実が成立すれば、アラブ諸国は盟主の考えに着いていくでしょう。イスラム教徒の2大聖地を擁したサウジの影響力はかなりのものなのです。イラクは現状では、敗戦し戦争する力も衰えたように見えますが、いずれアメリカの肝煎りで様々な兵器を輸入すると観測されています。アメリカの方針は、「イラクを第二の日本にする」ですから。今のままでは失敗する公算の方が高いが・・・
ま、なんや色々で歓迎こそされないものの、暗黙の了解的措置が取られるように思う。
で、トルコ人のクルド人問題についてですが・・・
これは根深いですねー。かつてセーブル条約では「クルディスタン」の樹立が決定されながらも、4年後のローザンヌ条約では反故にされてしまった。これによりクルド人は二重に裏切られたとの気持ちを抱いた事でしょう。
トルコ政府はクルド人を「山岳トルコ人」とし、民族のアイデンティティーさえも認めていませんからねー。
が、イラク新政府ではクルド人にもそれなりのポスト、発言権が認められるのは確定的です(イラク戦争時、北部方面の陸軍主力はクルド人であったため。アメリカとの密約があったことは明白)。そのためイラクには今まで以上のクルド難民がイラクに流入することと思われます。これでトルコが自国から厄介者がいなくなるから喜ぶかと思ったらそうでもないようなんですなあ。トルコが恐れるのは、イラクがクルド人にその成り立ち、風俗、人権を認めることでクルド人為住みやすい土地にしてしまうことです。何故これを恐れるかというと、それはクルド人テロリストの「聖地」になり得るからです。
かつてイギリスにはIRAという世界で最も優れたテロ組織がありました。この集団が長く持続でき、またその戦力も衰える事がなかったのは南アイルランドという聖地があったからに他なりません。北アイルランドで犯罪を起こしても南に逃げ込めば捕まる事もなく、兵士が死んでも大勢のIRAシンパの次男坊たちが次から次へと兵士になりたいと志願してきます。そのため度重なるイギリスのSIS、SAS主導の殲滅作戦にも屈することなく、多大な被害をイギリスに与えました。
トルコはこれを恐れている思います。アイルランドがイラクで、イギリスがトルコ・・・って位置関係になるんだけどね。しかし現状ではイラク戦争に参戦しなかったから、イラク新政権に口出しも出来ず、かといって自国のクルド人を弾圧する事も出来ずです、アメリカにも空港を貸さなかったから要請は出来ず・・・で、しばらく静観するものと思われます。今の状況では下手に軽挙妄動しては事態を悪くするだけですからね。
トルコ政府が望んでいるのはクルド人穏健派とでも言うべき人たちが出てくることなんでしょう。超他力本願だなあ。
今入ったニュースですが、イラクはその国土を五分割するそうだね。で、スレイマニアやアルビルなどはクルド人自治区としてかなりの主権(かなり画期的なこと!!!)が認められるようだ。キルクークもクルド人区になるのは時間の問題だな。
これは メッセージ 11237 (worst_human83 さん)への返信です.
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