靖国神社という「神域」への感想
投稿者: nagoyan_2shiki 投稿日時: 2004/01/06 12:19 投稿番号: [11173 / 44985]
>天皇のために死んだ人々の英霊をまつるため、
>明治期(1869年)に造られた若い神社である。
靖国神社の創建は明治2年(1869年)だが、
祭神は嘉永6年(1853年)以降の国事に殉じた人々をお祀りしている。
若い神社というが、有名神社でいえば、
明治神宮、平安神宮、橿原神宮などは明治期以降の創建。
各地にある護国神社や湊川、東郷、乃木神社なども全て明治期以降。
>天皇にたてついた人々は祭祀されない。
明治新政府にたてついた人々は祀られていない。
これは神道の限界だと思う。
>また、九段の母はまつられないが、
>天皇のために死んだ息子はまつられる。
>男尊女卑であるのではないか。
これは間違い。
国事に殉じた人々なら男女・年齢の別なく祀られている。
女性は57千余柱が祀られている。(祭神総数は2,466千余柱)
>靖国神社は初めから人の死に差別をもうけている。
>日本の伝統である、戦乱にたおれた者は敵味方の区別なく慰霊する
>というものが壊されている。
わしは「いろいろなスタイルの慰霊があっていい」と思っている。
また、「慰霊は有縁な人々が、政治ヌキでおこなうべき」と思っている。
たとえば、東京大空襲で被災した人々だけを対象にした慰霊があってもいい。
たとえば、動員されたある特定の学徒だけを対象にした慰霊があってもいい。
切り口はいろいろでかまわない。
わしがこだわるのは、「東京大空襲被災者でも朝鮮人の慰霊はやめましょう」とか、
「学徒でもBC級戦犯になった人の慰霊はやめましょう」とかの差別を設けることじゃ。
また、「戦乱にたおれた者は敵味方の区別なく慰霊する」のは、
藤沢清浄光寺にある「敵味方供養塔」を嚆矢とする。
日本の伝統というより、仏教の平等観だろう。
神道で足りない部分は仏教で補えばいい。
わしは神仏習合論者じゃ。
>靖国神社はきわめて政治色の強い神社だと思う。
>英霊は政治とは無関係であろう、と私は思います。
出自からいって、政治色が強いのはやむをえない。
しかし、鎮魂という当時の政治色を反映した天満宮が
今は学問の神様として崇拝されているように、
靖国神社も「平和を祈念する」神社として末永くあってほしいと思う。
これは メッセージ 11160 (kaspar47 さん)への返信です.
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