確信と確認は違う
投稿者: bin5ban5 投稿日時: 2003/08/07 23:27 投稿番号: [856 / 43252]
> 尋ね方を変えるが、北の核開発で、疑惑以上のものは、何もなかったのか?
ありません。――もっとも、「疑惑以上」の「以上」っていったい何なんでしょうという疑問はありますが。「すっごく疑惑」とか?――核開発についても、核保有についても、「疑惑」の域を出ません。その事実を確認した旨の公式発表と証拠の提示がなされていないので、それが事実であるかどうかを判断することができないからです。北朝鮮による通告についても証拠が提示されていないから「ブラフ」の域を出ません。muneobus さんも、北朝鮮の核開発を確認できるに足る証拠を独自に収集していない限りは、北朝鮮の核開発/核保有について、あくまでも「確信する」ことまでしかできません。
北朝鮮の核開発/核保有について、「確信がある」のも「疑惑がある」のも、その可能性を示す証拠があるけれども事実として確認するには至っていない、ということを意味しています。つまり、実質的に変わりはありません。
例えば、2002年10月にケリー国務次官補(東アジア・太平洋担当)が訪朝した際、北朝鮮側が核兵器用の濃縮ウラン計画を認めたという米国務省の発表が昨年10月にありました。これに対する北朝鮮側の公式声明は、「(濃縮ウランを利用した核開発を北朝鮮が進めているというなら)証拠を出せと要求したのだが、次官補は衛星写真も出してこなかった」というものであって、核兵器用の濃縮ウラン計画の存在を北朝鮮は公式には認めていません。また、CIAによる米議会への報告は「数年にわたりウラン濃縮に取り組んできた疑いがあるが、(濃縮のための)遠心分離施設を建設し始めたことを示す明白な証拠はない」というもので、米国側にしても、ウラン濃縮型の核開発について疑惑を持ってはいても確認するには至っていません。
> 要は、『北朝鮮が信頼できるかどうか、できるだけ客観的に判断すれば良い』ってことだろ?
違います。例えば、北朝鮮が抜き打ち査察を含む核査察に同意するか否かによって、北朝鮮が信頼できるかどうかに関わりなく、北朝鮮に核放棄の意思があるか否かを判断できます。あるいは、実際に任意の施設で核査察を実施できるか否かによって、北朝鮮が信頼できるかどうかに関わりなく、核放棄の履行が推進されているか否かを判断できます。条約に調印したり、査察官を希望する施設に入れたりすることは、「できるだけ」も何もなく、客観的に判断できます。その判定に北朝鮮の信頼性が入り込む余地はありません。
また、「北朝鮮が信頼できるかどうか」は心のあり方の問題なので、他人がその良し悪しについてとやかく言う事柄ではありません。
> つまり、ビンゴバンゴ氏は、IAEAそのものを否定してんのか?
違います。う〜ん。これはどうやったらそのように解釈できるのか理解できないし、どう言えば伝わるのかもさっぱり分かりません。
2002年10月05日
米朝対話:米政府代表団が北朝鮮の第1外務次官と協議
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200210/05/20021005k0000e030014000c.html
2002年10月17日
北朝鮮:米国に核兵器開発認める 米国務省
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200210/17/20021017k0000e030020003c.html
2003年01月24日
北朝鮮核開発:北朝鮮局長、米国は証拠示さずと主張
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200301/24/20030124k0000e030071001c.html
2003年04月11日
米CIA:北朝鮮は化学兵器などかなりの備蓄 ネットで公表
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200304/11/20030411k0000e030044000c.html
2003年04月25日
北朝鮮核保有発言:真偽の検証難しく 極限の「瀬戸際外交」か
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200304/25/20030425k0000e030068000c.html
ありません。――もっとも、「疑惑以上」の「以上」っていったい何なんでしょうという疑問はありますが。「すっごく疑惑」とか?――核開発についても、核保有についても、「疑惑」の域を出ません。その事実を確認した旨の公式発表と証拠の提示がなされていないので、それが事実であるかどうかを判断することができないからです。北朝鮮による通告についても証拠が提示されていないから「ブラフ」の域を出ません。muneobus さんも、北朝鮮の核開発を確認できるに足る証拠を独自に収集していない限りは、北朝鮮の核開発/核保有について、あくまでも「確信する」ことまでしかできません。
北朝鮮の核開発/核保有について、「確信がある」のも「疑惑がある」のも、その可能性を示す証拠があるけれども事実として確認するには至っていない、ということを意味しています。つまり、実質的に変わりはありません。
例えば、2002年10月にケリー国務次官補(東アジア・太平洋担当)が訪朝した際、北朝鮮側が核兵器用の濃縮ウラン計画を認めたという米国務省の発表が昨年10月にありました。これに対する北朝鮮側の公式声明は、「(濃縮ウランを利用した核開発を北朝鮮が進めているというなら)証拠を出せと要求したのだが、次官補は衛星写真も出してこなかった」というものであって、核兵器用の濃縮ウラン計画の存在を北朝鮮は公式には認めていません。また、CIAによる米議会への報告は「数年にわたりウラン濃縮に取り組んできた疑いがあるが、(濃縮のための)遠心分離施設を建設し始めたことを示す明白な証拠はない」というもので、米国側にしても、ウラン濃縮型の核開発について疑惑を持ってはいても確認するには至っていません。
> 要は、『北朝鮮が信頼できるかどうか、できるだけ客観的に判断すれば良い』ってことだろ?
違います。例えば、北朝鮮が抜き打ち査察を含む核査察に同意するか否かによって、北朝鮮が信頼できるかどうかに関わりなく、北朝鮮に核放棄の意思があるか否かを判断できます。あるいは、実際に任意の施設で核査察を実施できるか否かによって、北朝鮮が信頼できるかどうかに関わりなく、核放棄の履行が推進されているか否かを判断できます。条約に調印したり、査察官を希望する施設に入れたりすることは、「できるだけ」も何もなく、客観的に判断できます。その判定に北朝鮮の信頼性が入り込む余地はありません。
また、「北朝鮮が信頼できるかどうか」は心のあり方の問題なので、他人がその良し悪しについてとやかく言う事柄ではありません。
> つまり、ビンゴバンゴ氏は、IAEAそのものを否定してんのか?
違います。う〜ん。これはどうやったらそのように解釈できるのか理解できないし、どう言えば伝わるのかもさっぱり分かりません。
2002年10月05日
米朝対話:米政府代表団が北朝鮮の第1外務次官と協議
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200210/05/20021005k0000e030014000c.html
2002年10月17日
北朝鮮:米国に核兵器開発認める 米国務省
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200210/17/20021017k0000e030020003c.html
2003年01月24日
北朝鮮核開発:北朝鮮局長、米国は証拠示さずと主張
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200301/24/20030124k0000e030071001c.html
2003年04月11日
米CIA:北朝鮮は化学兵器などかなりの備蓄 ネットで公表
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200304/11/20030411k0000e030044000c.html
2003年04月25日
北朝鮮核保有発言:真偽の検証難しく 極限の「瀬戸際外交」か
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200304/25/20030425k0000e030068000c.html
これは メッセージ 840 (muneobus さん)への返信です.
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