Re: 核抑止について②
投稿者: q7dee1962d4r3e 投稿日時: 2006/10/29 06:13 投稿番号: [16881 / 43252]
日本の核兵器開発は、それが北朝鮮の核兵器を抑止するといった限定的な目的か状況で行っても、歴史的経緯・地理的状況からも、中国・ロシアに対し核戦力増強の理由を与え、より明確な形で日本を対象とした核抑止戦略を強める事を促す危険が高いです。日本が北朝鮮を対象として核武装を始めても、つまるところは中国・ロシアと核抑止緊張関係に入ることを前提とした戦略核戦力の整備を迫られることは必然でしょう。
戦略核戦力は普通に考えると、地上発射の弾道ミサイル、原子力潜水艦をプラットフォームとする潜水艦発射弾道ミサイル、それに長距離爆撃機などを運搬手段とする核兵器にだいたい分かれますが、日本の地勢的条件でこれらの運用手段を比較検討すると残存性を期待できるのは戦略原潜だけじゃないでしょうか?
弾道ミサイル地上基地の残存性を確保するためには、配備方式を移動式にせざるを得ないが、日本本土は言うにおよばず、周辺の島々を見回しても、移動式弾道ミサイルを展開できるほどの面積を持った島は見あたらないですよね?
長距離核爆撃機についても、その残存性を確保することはやはり難しいでしょう、日本は、南北に細長く、中国やロシアに近接しているため防御の縦深性に欠けている。そのため、爆撃機の残存性を確保しようとすれば、一部の爆撃機を常時空中待機させるなど、コスト・運用上ほとんど無理といえる配備方式しかないですし。
この中で、唯一非脆弱な戦略核戦力として日本が期待できるのは、戦略原潜 でしょうがね。
その攻撃能力が対都市報復能力のみで終わる場合、抑止力には不安が残るでしょう。中・露に対して都市核報復の威嚇をしても、敵国が日本の人口集中している都市群に対し再報復の威嚇をかけてきた場合、心理的にこれに耐えることができるか疑問が残るります。2回目も攻撃されたら日本はお終いですからね(数・武器によりますが)
説得力のある抑止力をであるためには、対都市報復能力にだけでなく、報復攻撃で相手の防衛強化された戦略核戦力施設を攻撃し破壊できる硬化目標即時破壊能力を戦略原潜搭載の弾道ミサイルが持っていなければいけませんね。この能力を確保しておけば、核再報復の脅しに対する対抗できる信憑性が高まり、それだけ抑止力も強化されってことなんですが。
ところが、戦略原潜搭載ミサイル に硬化目標即時破壊能力を持たせることは容易ではないですね。現在戦略原潜搭載ミサイルで能力を持っているのは、トライデントD-5 を保有する米国だけですが、高度な軍事技術を誇り、莫大な費用を使い続ける米国でさえ、これには30年近くの年月を費やしてます。
また、硬化目標即時破壊能力の開発と並行して、核弾頭を攻撃目標に運ぶ再突入体の複数個別誘導(MIRV )化を達成しなければならないですが、MIRV 化を達成するには、ミサイルの飛翔実験を繰り返さなくてはならず、さらに年月を要しますしミサイル発射実験の場所も日本はないですからね、韓国方式でしょうか?
戦略原潜搭載ミサイルのMIRV化は必須条件ではないとも言われますが、MIRV 化をしないのであれば、極めて多くの戦略原潜を配備しなければならず、財政上、単弾頭水中発射弾道ミサイルで戦略的に意味のある戦力を構築しようとすることは現実的には無理があるでしょう。
戦略核戦力は普通に考えると、地上発射の弾道ミサイル、原子力潜水艦をプラットフォームとする潜水艦発射弾道ミサイル、それに長距離爆撃機などを運搬手段とする核兵器にだいたい分かれますが、日本の地勢的条件でこれらの運用手段を比較検討すると残存性を期待できるのは戦略原潜だけじゃないでしょうか?
弾道ミサイル地上基地の残存性を確保するためには、配備方式を移動式にせざるを得ないが、日本本土は言うにおよばず、周辺の島々を見回しても、移動式弾道ミサイルを展開できるほどの面積を持った島は見あたらないですよね?
長距離核爆撃機についても、その残存性を確保することはやはり難しいでしょう、日本は、南北に細長く、中国やロシアに近接しているため防御の縦深性に欠けている。そのため、爆撃機の残存性を確保しようとすれば、一部の爆撃機を常時空中待機させるなど、コスト・運用上ほとんど無理といえる配備方式しかないですし。
この中で、唯一非脆弱な戦略核戦力として日本が期待できるのは、戦略原潜 でしょうがね。
その攻撃能力が対都市報復能力のみで終わる場合、抑止力には不安が残るでしょう。中・露に対して都市核報復の威嚇をしても、敵国が日本の人口集中している都市群に対し再報復の威嚇をかけてきた場合、心理的にこれに耐えることができるか疑問が残るります。2回目も攻撃されたら日本はお終いですからね(数・武器によりますが)
説得力のある抑止力をであるためには、対都市報復能力にだけでなく、報復攻撃で相手の防衛強化された戦略核戦力施設を攻撃し破壊できる硬化目標即時破壊能力を戦略原潜搭載の弾道ミサイルが持っていなければいけませんね。この能力を確保しておけば、核再報復の脅しに対する対抗できる信憑性が高まり、それだけ抑止力も強化されってことなんですが。
ところが、戦略原潜搭載ミサイル に硬化目標即時破壊能力を持たせることは容易ではないですね。現在戦略原潜搭載ミサイルで能力を持っているのは、トライデントD-5 を保有する米国だけですが、高度な軍事技術を誇り、莫大な費用を使い続ける米国でさえ、これには30年近くの年月を費やしてます。
また、硬化目標即時破壊能力の開発と並行して、核弾頭を攻撃目標に運ぶ再突入体の複数個別誘導(MIRV )化を達成しなければならないですが、MIRV 化を達成するには、ミサイルの飛翔実験を繰り返さなくてはならず、さらに年月を要しますしミサイル発射実験の場所も日本はないですからね、韓国方式でしょうか?
戦略原潜搭載ミサイルのMIRV化は必須条件ではないとも言われますが、MIRV 化をしないのであれば、極めて多くの戦略原潜を配備しなければならず、財政上、単弾頭水中発射弾道ミサイルで戦略的に意味のある戦力を構築しようとすることは現実的には無理があるでしょう。
これは メッセージ 16878 (q7dee1962d4r3e さん)への返信です.
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