北朝鮮核開発問題

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

核抑止について①

投稿者: q7dee1962d4r3e 投稿日時: 2006/10/29 04:57 投稿番号: [16878 / 43252]
北朝鮮の核武装により日本も核兵器開発し武装するという議論には色々な想定が出来ると思います。

日米安保における米国の核の傘が北朝鮮に対して機能しないが、日本が独自保有する核兵器は北朝鮮に対し抑止機能を発揮すると担保されるか、又は、米国の核の傘を信じていないとかの前提により、核保有するべきとする意見

これらの前提は正しいのか?
米国の核の傘は北朝鮮に対して機能しないが、日本の核兵器は北朝鮮に対し抑止機能を発揮すると見るのは、具体的な根拠がない。
米国の核戦力が北朝鮮の対日核攻撃を抑止できない場合があるとすれば、北朝鮮による最後の賭けに出た場合でしょう。
考えられる具体的な例として朝鮮半島で武力衝突が起こり、それにより米軍が進攻する事態を招き、政権の生き残りの可能性がなくなったと判断した場合、北朝鮮が残存した核ミサイルを使用することが考えられるますね。
滅びる者が最後に命を捨てた行動には、米国の核は勿論もちろん、仮に日本が核を保有したとしても、抑止できるものではない。
北朝鮮の為政者(独裁者)が特異で非合理的な思想・考え方を持っているが故に米国の核抑止力が効かないならば、日本が有するかもしれない核兵器も同様に抑止力として機能しないのではないか?。

もう一方の、日本が米国の核の傘を信頼し出来ないことが前提とした場合である 40年近くソ連の核脅威を根拠に日米安保体制を布いてきたのに、ここにきて急激に日本国・国民が米国の核コミットメントに不信感を抱くといった見方は、これもまた非現実的ではないですか?
抑止について考えれば、逆に冷戦時代のソ連を対象とした米国の核の傘への不信感の方が高まる可能性があったのではないでしょうか。不信感を高める要素として冷戦時代のソ連は、今の北朝鮮と違い、報復核攻撃で米国を壊滅させるのに充分な核戦力を保持していたのですから。でも、冷戦時代、米国の核の傘は機能したようにみえます。
それは、守られる側である日本が米国の核の傘に不安感を持っていたのと同じ様に、ソ連政府・指導者も同様に米国が対日核攻撃に報復核攻撃を履行しないと断定し切れなかったからですよね。言い換えれば、ソ連は、米国との核VS核の報復は自国の壊滅へと向かう危険が高まることを分かっていたし。
米国の核報復攻撃の可能性を完全に否定できない限り、対日核攻撃をする事は考えていなかったでしょう。それは現在にも、日本に対する核攻撃が米国の核報復を招く可能性は消えていない事実があります。日米安保による米国の核の傘の下にある限り、日本が敢えて核武装を選択する合理的理由は見当たらないのですが、日米安保体制が何らかの理由で有名無実化した場合には、日本の核武装の是非を議論することはいいでしょう。
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)